弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)

弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり) 「こ」

分類

ことわざ

意味

その道の名人や達人のような技芸の優れた者でも、失敗することがあるものだ、という意味。弘法大師のような書道の名人でも、時には書き誤ることがある、ということから。
「弘法」は、僧侶の空海のことで、嵯峨天皇、橘逸勢と並んで三筆と称された書の名手。

同類語・同義語

  • 弘法も筆の誤り
  • 猿も木から落ちる
  • 河童の川流れ
  • 上手の手から水が漏る
  • 算者の締め違い
猿も木から落ちる(さるもきからおちる)
分類ことわざ意味その道に秀でた者でも、時にはその得意技で失敗する場合もある、という意味。猿のような木登りが達者なものでも、時には木から落ちることもある、ということから。同類語・同義語 弘法にも筆の誤り 河童の川流れ 上手の手から水が漏る 算...
河童の川流れ(かっぱのかわながれ)
分類ことわざ意味その道で優れている人でも、時には失敗することもある、という意味。得意なはずなのに失敗すること。泳ぎが上手な河童でも、川の水に押し流されることがある、ということから。同類語・同義語 猿も木から落ちる 弘法にも筆の誤り 上手の手...
上手の手から水が漏る(じょうずのてからみずがもる)
分類ことわざ意味物事をうまくこなす人でも、時にはその中にわずかな手抜かりがあることをいう。どんな名人でも時には失敗することがある、という意味。名人といわれる人の失敗を評していう。「水が漏る」は、注意が行き届いている意味の「水も漏らさぬ」から...
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