物言えば唇寒し秋の風(ものいえばくちびるさむしあきのかぜ) 「も」 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2023.03.18 目次 分類意味 分類 ことわざ 意味 余計なことを話したために、かえって自分に災難を招いてしまうこと。口(唇)は災いの元であるから、言葉は慎むべきものである、という意味。 松尾芭蕉の座右の銘としていた句。自慢したり人の悪口を言ったりした後は、秋の風のような寂しい風が心の中を吹き、自分が嫌になる、ということ。元々は、「人の短をいふ事なかれ、己が長をいふ事なかれ」の意味が込められていたが、つい余分なことを口走ったりすると、自分が災いを受けることになる、と転じた意味になった。