「あ」 会うは別れの始め(あうはわかれのはじめ) 分類ことわざ意味会えば必ずいつか別れる時が来る。人生の無常の運命を説く言葉。親子、兄弟、夫婦、友人、全ての人と人との結び付きも、やがて別れる定めにある、ということ。仏教で言われる言葉。同類語・同義語 愛別離苦(あいべつりく) 会者定離(えし... 2023.05.29 「あ」人生家族
「け」 芸は道によって賢し(げいはみちによってかしこし) 分類ことわざ意味一芸の達人はその分野については、他人よりも優れている、という意味。技芸というものは、各自その専門とするところによって優れている、ということ。同類語・同義語 芸は道によりて賢し 芸は道によって精し(げいはみちによってくわし) ... 2023.05.27 「け」
「け」 刑は刑無きに期す(けいはけいなきにきす) 分類ことわざ意味刑罰を与えるのは、刑罰を無くすためである。悪人がいなくなれば刑罰も要らなくなる。悪人を懲らしめるために刑罰を執行するのであって、本当は刑罰のない世界にしたい、ということ。 2023.05.26 「け」
「け」 喧嘩両成敗(けんかりょうせいばい) 分類ことわざ意味喧嘩をした者に対して、どちらも悪いとして両方とも同じように罰すること。「成敗」は、懲らしめること。罰すること。喧嘩をした者は、双方に罪ありとして双方を罰する、ということ。 2023.05.25 「け」
「か」 株を守りて兎を待つ(かぶをまもりてうさぎをまつ) 分類ことわざ意味いつまでも昔の習慣を良しとして、そのまま守るばかりで、改めようとも応用しようともしない愚かさをたとえた言葉。しきたりに甘んじて機に応じた振る舞いができないこと、または無意味なことを守り続けていること。昔、中国の宋の国の農夫が... 2023.05.20 「か」動物植物職業
「か」 金を貸せば友を失う(かねをかせばともをうしなう) 分類ことわざ意味友人にお金を貸すと、友情にひびが入るようになる、という意味。友人間でお金の貸し借りをすると、それが元で仲違いを起こしがちである、ということから。英語での表記Lend your money and lose your frie... 2023.05.19 「か」お金
「か」 金が敵の世の中(かねがかたきのよのなか) 分類ことわざ意味お金というものは、すべからく世の中の不幸、災難のもとで「かたき」のようなものだ。敵に巡り合うのも、金を儲けるのも難しいし、持てば持ったで仲違いの原因となる、という意味。世の中というものは、お金が原因となって悪いことや困ったこ... 2023.05.18 「か」お金
「ぬ」 盗人の昼寝(ぬすびとのひるね) 分類ことわざ意味理由がないように見えることにも、それなりにちゃんとした理由はあるものである、という意味。何をするにも訳があるものだ、ということ。泥棒が昼寝をするのは夜の仕事に備えてのものである、ということから。同類語・同義語 盗人の昼寝も当... 2023.05.13 「ぬ」職業
「ぬ」 盗人にも三分の理(ぬすびとにもさんぶのり) 分類ことわざ意味どんなことにも理屈をつけようと思えばつけられるものだ、という意味。理屈をつけようと思えばどんなことにも理屈はつく、ということ。泥棒のような悪人にも、盗みをするだけの相応な理由があるものだ、ということから。同類語・同義語 盗人... 2023.05.12 「ぬ」職業
「ほ」 惚れて通えば千里も一里(ほれてかよえばせんりもいちり) 分類ことわざ意味好きな人のもとへ通うには、遠路も何でもない、という意味。また、好きなことには苦労など何でもない、という意味も。惚れた相手のところへ通う目的の道であれば、どんなに遠くても平気で、かえって短く感じられるものだ、ということから。 2023.05.11 「ほ」
「め」 名将は名将を知る(めいしょうはめいしょうをしる) 分類ことわざ意味凡人には名将のような優れた人物の心を知ることはできないし、その才能を見抜くことはできない。しかしながら、その名将は、人の才能を見抜くことができ、優れた人材を発掘できる、という意味。また、優れた人物の才能やその言動を知ることが... 2023.05.08 「め」
「む」 無芸大食(むげいたいしょく) 分類ことわざ意味何の取り柄の無いことをいう。沢山飯を食べるだけで、何の芸も持たないこと。何も芸がなくて、あるとすれば飯を大量に食うことくらいのものであることから。 2023.05.07 「む」
「や」 痩せ馬の道急ぎ(やせうまのみちいそぎ) 分類ことわざ意味才能の乏しい者ほど、功名を急いだりするものだ、という意味。また、心や気ばかり焦って捗らないこと。痩せている馬に限って、道を急ぎ歩くものであることから、同類語・同義語 道下手のどか歩き 2023.05.06 「や」動物
「か」 可愛い子には旅をさせよ(かわいいこにはたびをさせよ) 分類ことわざ意味子供が本当に可愛ければ、親の手元で甘やかさずに、世の中に出して苦労させた方がしっかりとした人間になる、という意味。「旅」は、親元から離し、世の中に出すこと。昔の旅は苦難の連続であったことから、子供を愛するならば、甘やかさずに... 2023.05.05 「か」家族
「し」 獅子の子落とし(ししのこおとし) 分類ことわざ意味親が自分の子供を立派に成長させるために、わざと苦労をさせて才能を磨かせることをいう。また、自分の子に試練を与えて鍛えること。ライオン(獅子)は、生まれた子を谷底へ突き落とし、自分で這い上がってきた子だけを育てるという言い伝え... 2023.05.03 「し」動物家族
「わ」 若い時の苦労は買ってもせよ(わかいときのくろうはかってもせよ) 分類ことわざ意味若い時の苦労は、長い人生のうちで、後で必ず役に立ち有益になるものだ。また、若い時にする苦労はすべて我が身の修養となるものであるから、自ら買って出てもした方が良い、という意味。青年時代の苦労というものは、将来大成するための楽に... 2023.05.02 「わ」お金人生
「ひ」 人の情けは世にある時(ひとのなさけはよにあるとき) 分類ことわざ意味人の好意を有するは世にときめく時だけである、という意味。自分が世間から一目置かれている間は、誰もが自分に好意や同情を持ってくれるものであるが、一旦落ちぶれてしまうと、見向きもしてくれないものである、ということ。同類語・同義語... 2023.05.01 「ひ」
「は」 流行物は廃り物(はやりものはすたりもの) 分類ことわざ意味流行の永続しないことをいう。流行は全く一時的なもので、いずれは廃れ、人の目から消えていくものだ、という意味。流行のものはその時期が過ぎると流行らないものになってしまう、ということから。同類語・同義語 流行物は廃れ物 2023.04.30 「は」