「ひ」 百尺竿頭一歩を進む(ひゃくしゃくかんとういっぽをすすむ) 分類 ことわざ 意味 工夫をして努力をしたうえに、さらに努力と工夫を重ねて進歩を求めようとすること。また、さらに勇気を振るうことをいう。既に至り尽くながらさらに向上の工夫をこらす、という意味。 百尺もある長い竿の先まで登ったのに、さらにもう... 2022.09.25 「ひ」道具
「む」 昔の剣今の菜刀(むかしのつるぎいまのながたな) 分類 ことわざ 意味 ①かつて優れていた人も年を取ると何の役にも立たないこと ②いくら良くても役に立たない古い物より、鈍らでも今の役に立つ物の方が大事である、という意味。 昔は剣として立派に役に立っていたものが、今では野菜を切るくらいにしか... 2022.09.22 「む」道具食べ物
「た」 大魚は小池に棲まず(たいぎょはしょうちにすまず) 分類 ことわざ 意味 偉大な人物は低い地位には甘んじていられない。優れた能力を有する者は、それにふさわしい場所にのみ存在する、という意味。 狭い池には大きな魚は暮らしていない、ということから。 同類語・同義語 大魚は小池に住まず 2022.09.21 「た」動物自然
「ほ」 奉公人に使われる(ほうこうにんにつかわれる) 分類 ことわざ 意味 奉公人を使っていると、色々と気を遣うことも多く、いつの間にか使っているつもりが、使われているようなことになるものである、という意味。 同類語・同義語 人を使うは使われる(ひとをつかうはつかわれる) 2022.09.20 「ほ」職業
「ひ」 貧すれば鈍する(ひんすればどんする) 分類 ことわざ 意味 貧乏になると人は愚鈍になる、という意味。 貧乏をすると暮らすことだけで精一杯で、知恵も鈍り、心が卑しく意地汚くなる、ということ。 「鈍する」は「貪する」とも書く。「貪」は、意地汚いという意味。貧乏になると本性がさもしく... 2022.09.19 「ひ」お金
「な」 無くて七癖(なくてななくせ) 分類 ことわざ 意味 人には多かれ少なかれ癖というものがあるものだ、という意味。癖の無い人はまず居ない、ということ。 癖が全然無いように見える人でも、七つぐらいはあるものだ、ということから。 「なくて七癖、あって四十八癖」と続き、無いといっ... 2022.09.18 「な」身振り
「お」 鬼も十八番茶も出花(おにもじゅうはちばんちゃもでばな) 分類 ことわざ 意味 女性はどんな人も年頃になると可愛らしくなるものだ、という意味。 お茶のなかでは品質の劣る番茶でも、出花は香り高く味が良い。また、どんなに容貌の醜い婦人でも、十八程の年頃は、誰でもその人なりに美しく見えるものであり、また... 2022.09.17 「お」食べ物
「ら」 楽は一日苦は一年(らくはいちにちくはいちねん) 分類 ことわざ 意味 人生は苦しみの多いものである、という意味。 楽しい時間は一日という短い間で過ぎてしまうが、苦しい時間は一年も長く続くものである、ということから。 2022.09.16 「ら」人生
「ほ」 暴虎馮河の勇(ぼうこひょうがのゆう) 分類 ことわざ 意味 向こう見ずの無謀な勇気のことをいう。 虎を手で打ち、川(河)を徒歩で渡るような無謀な気構え、ということから。 同類語・同義語 匹夫の勇(ひっぷのゆう) 2022.09.15 「ほ」動物自然身体
「ね」 鼠の嫁入り(ねずみのよめいり) 分類 ことわざ 意味 物事はあれこれ選んでも結局は変わりばえのしないところに落ち着くものだ、という意味。 鼠(ネズミ)の夫婦が娘に天下一強い婿を取ろうと考え、太陽に話を持ち掛けたが、太陽の光を遮る雲がもっと強いと言ったことから、強い者は順に... 2022.09.14 「ね」動物家族建物自然
「う」 兎を見て犬を呼ぶ(うさぎをみていぬをよぶ) 分類 ことわざ 意味 ①物事は手遅れと思っても諦めてはいけない、②手遅れのたとえ。 狩猟で獲物である兎(ウサギ)を見つけてから猟犬を呼ぶ、ということから。 同類語・同義語 兎を見てから鷹を放つ(うさぎをみてからたかをはなつ) 2022.09.13 「う」動物
「つ」 杖とも柱とも(つえともはしらとも) 分類 ことわざ 意味 非常に頼りになる人や物事をいう。 杖は身体を支える役割があり、柱は家を支える役割があり、共に頼りになる、ということから。 同類語・同義語 杖柱(つえばしら) 2022.09.12 「つ」建物道具
「か」 苛政は虎よりも猛し(かせいはとらよりもたけし) 分類 ことわざ 意味 苛酷で惨い政治は、虎よりも恐ろしいものである、という意味。 酷い悪政の下にある人民は、虎に襲われて死ぬよりも恐ろしい目にあう、ということから。 2022.09.10 「か」動物
「に」 煮ても焼いても食えぬ(にてもやいてもくえぬ) 分類 ことわざ 意味 どんなにしても思い通りにならないこと。また、人物が大変悪賢くて扱いに困ること。持て余すこと。 生で食えない食べ物は、煮るか焼くかして食うが、それでもまだ食えない、ということから。 同類語・同義語 煮ても焼いても食えない 2022.09.09 「に」食べ物
「せ」 雪駄の土用干し(せったのどようぼし) 分類 ことわざ 意味 ふんぞり返って威張っていることをいう。 雪駄を土用の日に干すと反り返って威張っているように見える、ということから。 2022.09.08 「せ」道具
「せ」 雪隠で饅頭(せっちんでまんじゅう) 分類 ことわざ 意味 人には隠して自分一人でよい思いをすることをいう。 「雪隠」はトイレ、便所(お手洗い)のこと。便所のなかで内緒で隠し持っていた饅頭を食う、ということから。 同類語・同義語 雪隠で米をかむ(せっちんでこめをかむ) 2022.09.07 「せ」建物食べ物
「す」 雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず) 分類 ことわざ 意味 どんなに年を取っても、幼い頃に覚えたことや身につけた習慣や癖は、なかなか抜けることができないし、忘れないものである、という意味。 雀(スズメ)は、踊るように跳躍する癖が一生抜けない、ということから。 同類語・同義語 三... 2022.09.06 「す」人生動物
「み」 三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで) 分類 ことわざ 意味 幼児の頃の性格や気立て、性質は、その人が死ぬまで変わらないものである、という意味。 「三つ子」は三歳の幼児のこと。「百まで」は、百歳までのことでずっと年を取るまでということ。 同類語・同義語 雀百まで踊り忘れず(すずめ... 2022.09.05 「み」人生
「ひ」 人の噂も七十五日(ひとのうわさもしちじゅうごにち) 分類 ことわざ 意味 噂というものはすぐに広まるけれど、そう長くは続かず、しばらくすれば自然と消えていってしまうものだ、という意味。 世間の噂も七十五日すれば、消え失せてしまうものだ、ということから。 同類語・同義語 人の上は百日 2022.09.03 「ひ」
「は」 花は根に鳥は古巣に帰る(はなはねにとりはふるすにかえる) 分類 ことわざ 意味 どのような物もすべてその根本・根源に帰するものである、という意味。 咲き終わった花はその木の根元に散り落ち肥しとなり、鳥は空を飛んでいても必ずそのねぐらとなる巣に帰る、ということから。 同類語・同義語 花は根に鳥は古巣... 2022.09.02 「は」動物植物自然