「つ」 杖とも柱とも(つえともはしらとも) 分類ことわざ意味非常に頼りになる人や物事をいう。杖は身体を支える役割があり、柱は家を支える役割があり、共に頼りになる、ということから。同類語・同義語 杖柱(つえばしら) 2022.09.12 「つ」建物道具
「か」 苛政は虎よりも猛し(かせいはとらよりもたけし) 分類ことわざ意味苛酷で惨い政治は、虎よりも恐ろしいものである、という意味。酷い悪政の下にある人民は、虎に襲われて死ぬよりも恐ろしい目にあう、ということから。 2022.09.10 「か」動物
「に」 煮ても焼いても食えぬ(にてもやいてもくえぬ) 分類ことわざ意味どんなにしても思い通りにならないこと。また、人物が大変悪賢くて扱いに困ること。持て余すこと。生で食えない食べ物は、煮るか焼くかして食うが、それでもまだ食えない、ということから。同類語・同義語 煮ても焼いても食えない 2022.09.09 「に」食べ物
「せ」 雪駄の土用干し(せったのどようぼし) 分類ことわざ意味ふんぞり返って威張っていることをいう。雪駄を土用の日に干すと反り返って威張っているように見える、ということから。 2022.09.08 「せ」道具
「せ」 雪隠で饅頭(せっちんでまんじゅう) 分類ことわざ意味人には隠して自分一人でよい思いをすることをいう。「雪隠」はトイレ、便所(お手洗い)のこと。便所のなかで内緒で隠し持っていた饅頭を食う、ということから。同類語・同義語 雪隠で米をかむ(せっちんでこめをかむ) 2022.09.07 「せ」建物食べ物
「す」 雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず) 分類ことわざ意味どんなに年を取っても、幼い頃に覚えたことや身につけた習慣や癖は、なかなか抜けることができないし、忘れないものである、という意味。雀(スズメ)は、踊るように跳躍する癖が一生抜けない、ということから。同類語・同義語 三つ子の魂百... 2022.09.06 「す」人生動物
「み」 三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで) 分類ことわざ意味幼児の頃の性格や気立て、性質は、その人が死ぬまで変わらないものである、という意味。「三つ子」は三歳の幼児のこと。「百まで」は、百歳までのことでずっと年を取るまでということ。同類語・同義語 雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまで... 2022.09.05 「み」人生
「ひ」 人の噂も七十五日(ひとのうわさもしちじゅうごにち) 分類ことわざ意味噂というものはすぐに広まるけれど、そう長くは続かず、しばらくすれば自然と消えていってしまうものだ、という意味。世間の噂も七十五日すれば、消え失せてしまうものだ、ということから。同類語・同義語 人の上は百日 2022.09.03 「ひ」
「は」 花は根に鳥は古巣に帰る(はなはねにとりはふるすにかえる) 分類ことわざ意味どのような物もすべてその根本・根源に帰するものである、という意味。咲き終わった花はその木の根元に散り落ち肥しとなり、鳥は空を飛んでいても必ずそのねぐらとなる巣に帰る、ということから。同類語・同義語 花は根に鳥は古巣に 花は根... 2022.09.02 「は」動物植物自然
「か」 歌人は居ながらにして名所を知る(かじんはいながらにしてめいしょをしる) 分類ことわざ意味景勝の地や史跡などの名所には必ずそれを詠った歌があるから、歌人は歌を詠むことにより座って居ながらにして名所を知ることになる、という意味。同類語・同義語 歌人は坐ながらにして名所を知る(かじんはいながらにしてめいしょをしる) 2022.09.01 「か」職業
「い」 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい) 分類ことわざ意味これぐらいのものと思われるつまらないものや、いかにも小さく弱いものでも、それ相応の覚悟や思慮、判断力や意地を持っているものであるから、軽蔑することはできないものである。また、見かけがどんなに小さく弱そうなものにも、それなりの... 2022.08.31 「い」動物
「い」 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる) 分類ことわざ意味話のほんの一部分を聞いて、その全貌を悟る、ということから、理解力、洞察力が鋭い聡明な人のことをいう。頭が良く、物事がすぐに分かる様子。中国の『論語』からの言葉。同類語・同義語 一を打って十を知る(いちをうってじゅうをしる) ... 2022.08.29 「い」
「た」 大義親を滅す(たいぎしんをめっす) 分類ことわざ意味君臣の大義を全うするために親子の親しみを犠牲にする、という意味。国家や君主に対する忠義のためならば、肉親の情をも犠牲にする姿勢をいう。 2022.08.28 「た」家族
「か」 壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり) 分類ことわざ意味内緒話や隠し事は、注意しないとすぐに人に漏れてしまうものだ、という意味。壁に耳を当てたり、障子に穴を開けたりして、どこでだれが聞いたり見たりしているか分からない、ということから。同類語・同義語 藪に目(やぶにめ) 壁に耳(か... 2022.08.27 「か」建物身体
「か」 壁に耳(かべにみみ) 分類ことわざ意味壁にまで耳があるような世の中で、何事も世間には聞こえやすいものである、という意味。「壁に耳、石に口」と続けて言う場合もある。同類語・同義語 藪に目(やぶにめ) 壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり) 2022.08.26 「か」建物身体
「や」 藪に目(やぶにめ) 分類ことわざ意味藪にも人間の目が潜んでいるかのように、どこかで誰かが見ているかわからない世の中であって、秘密を隠しにくいこと、秘密が漏れやすいことをいう。同類語・同義語 壁に耳(かべにみみ) 壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじに... 2022.08.25 「や」自然身体
「き」 木の股から生まれる(きのまたからうまれる) 分類ことわざ意味人情の機微が分からない人のこと。また、男女間の情が分からない人のことをいう。同類語・同義語 木仏金仏石仏(きぶつかなぶついしぼとけ) 石部金吉金兜(いしべきんきちかなかぶと) 2022.08.23 「き」植物
「き」 木仏金仏石仏(きぶつかなぶついしぼとけ) 分類ことわざ意味冷酷な人や融通が利かない人をいう。また、女の情に全く疎い人もいう。同類語・同義語 石部金吉金兜(いしべきんきちかなかぶと) 木の股から生まれる(きのまたからうまれる) 2022.08.22 「き」
「か」 可愛さ余って憎さが百倍(かわいさあまってにくさがひゃくばい) 分類ことわざ意味可愛いと思う心が強ければ強いほど、いったんその心が憎しみに変わると、かえって幾層倍も憎いと思うようになる、という意味。愛憎は表裏一体なものである、ということ。「余って」は度が過ぎての意味。 2022.08.17 「か」
「と」 鳥なき里の蝙蝠(とりなきさとのこうもり) 分類ことわざ意味立派で優れた者が居ないところでは、つまらない者が幅をきかせて偉そうに威張り始めるようになる、という意味。他にこれという鳥の居ない里では、蝙蝠(コウモリ)のようなものでも幅をきかせて威張るようになる、ということから。 2022.08.13 「と」動物