kotowazakaku01

「し」

死人に口なし

分類ことわざ意味人間死んでしまえば、何を言われても弁解ができない、という意味。また、死人を証人にしようとしても証明のしようがなく無駄である、という意味も。死んでしまった人は口も聞けないため、証言することも言い訳することもできない、ということ...
「こ」

五重の塔も下から組む(ごじゅうのとうもしたからくむ)

分類ことわざ意味何事も、順序を追って基礎から積み重ねて初めて完成するものだ、という意味。同類語・同義語 千里の行も足下に始まる 千里の行も一歩より起こる 千里の行も一歩より始まる 千里の道も一歩より
「せ」

千里の道も一歩より

分類ことわざ意味どんなに大きな計画も、その進行は手近なことを一つ一つ実行するところから始まる、という意味。「千里の道」とは、非常に遠い旅路のこと。その旅路も、まず足元の第一歩から始まる、ということから。同類語・同義語 千里の行も一歩より起こ...
「せ」

千里の行も一歩より起こる(せんりのこうもいっぽよりおこる)

分類ことわざ意味千里に渡るような旅路の長い旅行も、最初の一歩から始まるように、遠大な計画も、まず手近なことの実行からしか始まらない、という意味。また、日々努力をし続ければ、大事を成就することができる、という意味も。同類語・同義語 千里の行も...
「ほ」

盆を戴きて天を望む(ぼんをいただきててんをのぞむ)

分類ことわざ意味二つのことを同時に行うことはできないことのたとえ。頭にお盆を載せては空を見ることはできない。また、空を見るにはお盆を頭に載せるわけにはいかない、ということから。
「こ」

好事魔多し(こうじまおおし)

分類ことわざ意味良いことやめでたいことは、とかく邪魔が入りやすいものだ、という意味。「好事」は、良いこと、めでたいことの意味。同類語・同義語 月に叢雲花に風 花に嵐 好事魔障多し
「は」

花に嵐

分類ことわざ意味花が咲けば嵐が来て散らそうとするように、とかく都合の良い事は支障が起こりやすい、という意味。同類語・同義語 月に叢雲花に風 好事魔多し
「つ」

月に叢雲花に風(つきにむらくもはなにかぜ)

分類ことわざ意味良い事にはとかく邪魔が入りやすいもので、この世は思うようにはいかないものだ、という意味。また、都合の良い事にはとかく差し障りが起こりやすいものである、という意味。美しい月が出ると、群がった雲(叢雲)が月を隠し、また、美しい花...
「つ」

杖に縋るとも人に縋るな(つえにすがるともひとにすがるな)

分類ことわざ意味滅多に人を頼ってはいけない、他人に依頼心を起こしてはならない、という意味。人に縋る(すがる)くらいなら杖に縋れ、ということから。
「つ」

角を矯めて牛を殺す(つのをためてうしをころす)

分類ことわざ意味僅かな欠点を直そうとしてその方法を誤り、かえって全体を駄目にして台無しにしてしまうこと。「矯める(ためる)」とは、曲がったものを直す、という意味。牛の角が曲がっているからと無理に真っ直ぐに矯正しようとして、ついにはその牛を殺...
「さ」

猿に烏帽子(さるにえぼし)

分類ことわざ意味猿に烏帽子を被せるということから、人柄に相応しくない言動をいう。礼服・正装の帽子である烏帽子を猿に被せても似合うものではない。どんなに外観を飾っても内面がそれに釣り合ってないことをいう。
「ひ」

日暮れて道遠し(ひくれてみちとおし)

分類ことわざ意味年を取ってしまったのに、まだこれからしなければならないことが沢山残っている、という意味。すっかりと年を取ったのに人生の目的としたことが達していないことをいう。また、期限が迫っているのにまだ物事が完成していない様をいう。日が暮...
「た」

他人の飯には骨がある

分類ことわざ意味他人の家で暮らすということは、非常に辛苦の多いものである、ということを、骨で表現した言葉。同類語・同義語 他人の飯にはとげがある
「た」

他人の飯を食う

分類ことわざ意味他人の間で揉まれ、実社会での経験を積むことをいう。親元を離れて他人の家に厄介になって飯を食ってみる、ということから。
「と」

隣の花は赤い

分類ことわざ意味隣の家の庭に咲いた花は、自分の庭の花に比べてより赤く美しく見える、ということから、他人のものはよく見えて、羨ましく思えるものだ、という意味。また、変わったものであれば何でも欲しがること、という意味も。同類語・同義語 他人の飯...
「た」

他人の飯は白い(たにんのめしはしろい)

分類ことわざ意味他人のものは何でも自分のものよりもよく見えて羨ましく思うこと。自分のご飯に比べて他人のご飯はより白いように見える、ということから。同類語・同義語 隣の花は赤い
「た」

他人の念仏で極楽参り

分類ことわざ意味他人の努力に便乗して自分は何もしないまま利益を得ようとすること。自分は一向に念仏を唱えようとはせずに、他人の念仏によって、極楽へと参ろうとする、ということから。
「せ」

栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)

分類ことわざ意味将来大成する人は、幼い頃から優れた資質を備えている、という意味。栴檀(せんだん)の木は、発芽したばかりのまだ二葉(双葉)の頃からすでに良い香りを放つ香木で、人間も非凡な人は子供の時から非凡なところが散見できるものである、とい...
「こ」

光陰矢の如し(こういんやのごとし)

分類ことわざ意味月日の過ぎ去っていくのは飛んでいく矢のようなものだ。時間の経過の早いことのたとえ。「光」は太陽、「陰」は月のこと。年月が早く過ぎ去っていくことは、まるで矢が一瞬の間に飛び去るように早く、しかも過ぎ去った時間は、矢が再び元へと...
「さ」

歳月人を待たず(さいげつひとをまたず)

分類ことわざ意味時間は、人間の気持ちや事情とは関わりなく過ぎ去ってしまうもので、待ってはくれない、という意味。また、過ぎ去ってしまう年月を、油断したり怠惰に過ごしたりしてはいけない、という意味も。同類語・同義語 光陰人を待たず 光陰矢の如し...