「と」 どこの烏も黒い(どこのからすもくろい) 分類 ことわざ 意味 他所へ行けばここよりはずっといいことがあるかもしれないと思うけれども、何処へ行っても同じようなもので、さして変わったよいこともない、という意味。同じ物は何処へ行っても変わりはせず、目新しさはない。また、人間の本性は、国... 2024.03.04 「と」動物
「ち」 知恵は小出しにせよ(ちえはこだしにせよ) 分類ことわざ 意味知恵はあるだけを一度に使わないで、少しずつ使いなさい、という意味。 知恵というものは、いっぺんに出すと後で苦境に陥った時、打つ手がなくなって困ることになるため、小出しにするものがよい、ということから。 2024.03.03 「ち」さ行
「ち」 近きを捨てて遠きを謀る(ちかきをすててとおきをはかる) 分類ことわざ 意味物事の順序が誤っていること。 目の前のことを顧みずに遠くのことを計画している、ということから。 2024.03.02 「ち」
「は」 盤根錯節に遇いて利器を知る(ばんこんさくせつにあいてりきをしる) 分類ことわざ 意味紛糾して解決の難しい事案に直面すると、これに当たる人間の手腕や才能を知ることができる、という意味。人間の実力というものは解決が困難な事態に遭遇したときに初めて分かるものだ、ということ。 「盤根錯節」とは、根や節が入り組んで... 2024.03.01 「は」植物道具
「も」 本木に勝る末木なし(もときにまさるうらきなし) 分類ことわざ 意味新しい知り合いよりも古い知り合いの方が良い、という意味。最初の相手がやはり一番良いことをいい、男女関係についていうことが多い。 「本木」とは木の根元や幹。「末木(うらき・すえき)」は、木の梢。木はやっぱり根元が良い、という... 2024.02.22 「も」植物
「ひ」 百里来た道は百里帰る(ひゃくりきたみちはひゃくりかえる) 分類ことわざ 意味物事は皆その元へ帰る、という意味。また、罪を犯せば、その分だけ罪を償わなければならないことをいう。 百里を歩いて来て、元に帰ろうとするならば、また百里を歩くしかない、ということから。 2024.02.21 「ひ」
「ひ」 百里の道は九十九里を半ばとす(ひゃくりのみちはくじゅうくりをなかばとす) 分類ことわざ 意味どんなことでも完成するのは難事業であるから、最後まで手を抜いてはいけない、という意味。物事は、初めやさしく終わりは困難で、成し遂げる者が少ない。 百里の半ば(半分)は、五十里だが、百里を歩く者は、五十里を百里の半分と思って... 2024.02.20 「ひ」
「つ」 杖を挙げて犬を呼ぶ(つえをあげていぬをよぶ) 分類ことわざ 意味人に危害を与えるような下心があれば、親しみや愛情を持った人が言葉をかけても寄り付かない、という意味。 杖を振り上げて犬を呼んでも、犬は近寄ってこない、ということから。 害心あれば親愛の言でも寄りつかない、ということ。 2024.02.08 「つ」動物道具
「ひ」 貧にして楽しむ(ひんにしてたのしむ) 分類ことわざ 意味貧乏に安んじて道を楽しむ、という意味。 君子は、たとえ貧困な生活の中であっても苦とはせず、天命に安んじて道を楽しむものである、ということ。 2024.02.04 「ひ」
「な」 情けが仇(なさけがあだ) 分類ことわざ 意味良かれと思ってやったことが、相手にとってはかえって悪い結果を招いてしまうこと。 「情け」、は親切心。「仇」は、害。好意が逆効果になってしまうことをいう。 2024.02.02 「な」
「な」 仲人の七噓(なこうどのななうそ) 分類ことわざ 意味仲人の話には嘘や誇張が多く、当てにならない、という意味。 仲人は縁談を成立させるために、男女の双方の短所には目をつぶって長所だけを取り上げて話をする、ということから。 同類語・同義語仲人の空事(なこうどのそらごと) 仲人の... 2024.02.01 「な」
「よ」 用心に怪我なし(ようじんにけがなし) 分類ことわざ 意味用心を十分にすれば過ちがない、という意味。 普段から常に注意を怠ることがなければ、失敗や間違い、過ち等は起こらないはずで、用心に越したことがない、ということ。 同類語・同義語用心に国亡びず(ようじんにくにほろびず) 2024.01.20 「よ」
「ゆ」 油断大敵(ゆだんたいてき) 分類 ことわざ 意味 油断は何よりも危険である、という意味。 気を緩めていると大きな失敗の元になるから、油断というものは恐ろしい敵と同じである、ということ。油断を戒めた言葉。 同類語・同義語 油断強敵(ゆだんきょうてき) 2024.01.19 「ゆ」
「と」 遠きは花の香(とおきははなのか) 分類ことわざ 意味身近にあって慣れてしまうとあまり立派に見えなくなる。逆に、遠く離れたものは、離れても匂う花の香りが優れているように、立派に思われるものである、という意味。 2024.01.18 「と」植物
「た」 胆斗の如し(たんとのごとし) 分類ことわざ 意味少しの物事では動じないこと。非常に大胆であること。胆が据わっていること。 「斗」は、お酒を酌む柄杓あるいは一斗升(桝)のこと。胆(きも)の大きさが、一斗升程もある、ということから。 2024.01.17 「た」身体道具食べ物
「た」 大黒柱と腕押し(だいこくばしらとうでおし) 分類 ことわざ 意味 力量の全然比較になるない程の差があることをいう。 大黒柱と腕押しをしてみても、到底勝ち目はない、ということから。 「腕押し」は、腕相撲のこと。 同類語・同義語 大黒柱を蟻がせせる(だいこくばしらをありがせせる) 2024.01.11 「た」建物身体
「そ」 損せぬ人に儲けなし(そんせぬひとにもうけなし) 分類ことわざ 意味損失を恐れて何もできない人間は、利益を得ることもまたできないものである、という意味。 2024.01.10 「そ」商売(ビジネス)
「し」 十年一昔(じゅうねんひとむかし) 分類ことわざ 意味十年ぐらい経つと、世の中がいろいろと変わってしまって、昔のことだと感じられる、という意味。 何があっても十年もすれば、もうすっかりと昔のことである、ということ。 「一昔」は、一応昔だと思われる過去のこと。 2024.01.09 「し」