「か」 快刀乱麻を断つ(かいとうらんまをたつ) 分類ことわざ意味厄介な事件や物事、論争等を、テキパキと処理し解決すること。紛糾した物事を見事に解決すること。 絡み合ってもつれた麻を、鋭利な刀で断ち切る、ということから。同類語・同義語快刀乱麻(かいとうらんま) 2024.10.24 「か」道具
「か」 間髪を入れず(かんぱつをいれず) 分類ことわざ意味間に髪の毛一本を入れる隙間も無く、非常に素早い様子。また、間を置かず、すぐに行動に出ること。同類語・同義語間、髪を容れず(かん、はつをいれず) 2024.10.18 「か」身体
「か」 換骨奪胎(かんこつだったい) 分類ことわざ意味他人の詩や文章の意図や形式をくみ取り、語句や構成を変えて、新たに自分の作品として作ること。 骨を取り換え(換骨)、胎児を奪い取る(奪胎)の意味から。 2024.10.17 「か」身体
「か」 汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう) 分類ことわざ意味蔵書の多い状態のこと。書物が多くあること。 牛に轢かせると牛が汗をかき、積み上げると家の棟木に届くほど一杯になる書物がある、ということから。同類語・同義語牛に汗し棟に充つ(うしにあせしむねにみつ) 2024.10.16 「か」動物建物身体
「か」 疳の虫(かんのむし) 分類ことわざ意味1) 疳(子供が神経質になる病気。夜中に急に泣き出したりすること。)を起こさせる虫。 2) 癇癪(かんしゃく)を起こさせる虫。 虫がその病気を起こす、と考えた言葉。同類語・同義語癇の虫(かんのむし) 2024.10.15 「か」動物家族
「か」 陽炎稲妻水の月(かげろういなずまみずのつき) 分類ことわざ意味とらえようのない様子のこと。 陽炎(かげろう)も、稲妻(雷)も、また、水に映った月も、あるかと思えばなかったり、ないかと思えばあったりと、そのようなとらえようのない様をたとえた言葉。 2024.07.05 「か」自然
「か」 飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにてをかまれる) 分類ことわざ意味日頃可愛がっていて、決して自分に背かないと信じている者から、思いがけず害を受けたり裏切られたりすることをいう。 可愛がっていた犬が裏切って、飼い主の手を噛む、ということから。 2024.07.02 「か」動物身体
「か」 肝胆相照らす(かんたんあいてらす) 分類ことわざ意味互いに心の底から話し合うこと。心の底を打ち明けて理解しあい包み隠さず深く親交することをいう。 「肝胆」は、肝臓と胆嚢のこと。心の奥底、心の中、という意味。「相照らす」は、打ち明け合う、という意味。 2024.03.16 「か」身体
「か」 株を守りて兎を待つ(かぶをまもりてうさぎをまつ) 分類 ことわざ 意味 いつまでも昔の習慣を良しとして、そのまま守るばかりで、改めようとも応用しようともしない愚かさをたとえた言葉。しきたりに甘んじて機に応じた振る舞いができないこと、または無意味なことを守り続けていること。 昔、中国の宋の国... 2023.05.20 「か」動物植物職業
「か」 金を貸せば友を失う(かねをかせばともをうしなう) 分類 ことわざ 意味 友人にお金を貸すと、友情にひびが入るようになる、という意味。 友人間でお金の貸し借りをすると、それが元で仲違いを起こしがちである、ということから。 英語での表記 Lend your money and lose you... 2023.05.19 「か」お金
「か」 金が敵の世の中(かねがかたきのよのなか) 分類 ことわざ 意味 お金というものは、すべからく世の中の不幸、災難のもとで「かたき」のようなものだ。敵に巡り合うのも、金を儲けるのも難しいし、持てば持ったで仲違いの原因となる、という意味。 世の中というものは、お金が原因となって悪いことや... 2023.05.18 「か」お金
「か」 可愛い子には旅をさせよ(かわいいこにはたびをさせよ) 分類 ことわざ 意味 子供が本当に可愛ければ、親の手元で甘やかさずに、世の中に出して苦労させた方がしっかりとした人間になる、という意味。 「旅」は、親元から離し、世の中に出すこと。昔の旅は苦難の連続であったことから、子供を愛するならば、甘や... 2023.05.05 「か」家族
「か」 亀の甲より年の劫(かめのこうよりとしのこう) 分類 ことわざ 意味 長年の経験は値打ちがあり何よりも大切である。年長者の知恵を褒め称える言葉。 「甲」は甲羅、「劫」は無限に長い時間、あるいは世の中という意味。「甲」と「劫」が同じ音であることから引き合いに出して亀の甲も値打ちがあるが、年... 2023.03.27 「か」人生動物
「か」 金は天下の回り物(かねはてんかのまわりもの) 分類 ことわざ 意味 お金は一つの所に止まっているものではなく、富者(お金持ち)もお金を失いことがあり、同様に貧者(貧乏人)にも回ってくることもある、という意味。 お金は人の手から人の手へと渡っているものだから、いつかは自分のところにも回っ... 2023.03.01 「か」お金
「か」 蛙の面に水(かえるのつらにみず) 分類 ことわざ 意味 何を言われても、どんな仕打ちにあっても、反応がなく平気でいる様子をいう。何を言われても平然とした様子。 蛙(カエル)は顔へ水をかけられても平気である、ということから。 同類語・同義語 蛙の面に小便(かえるのつらにしょう... 2023.01.08 「か」動物自然身体
「か」 苛政は虎よりも猛し(かせいはとらよりもたけし) 分類 ことわざ 意味 苛酷で惨い政治は、虎よりも恐ろしいものである、という意味。 酷い悪政の下にある人民は、虎に襲われて死ぬよりも恐ろしい目にあう、ということから。 2022.09.10 「か」動物
「か」 歌人は居ながらにして名所を知る(かじんはいながらにしてめいしょをしる) 分類 ことわざ 意味 景勝の地や史跡などの名所には必ずそれを詠った歌があるから、歌人は歌を詠むことにより座って居ながらにして名所を知ることになる、という意味。 同類語・同義語 歌人は坐ながらにして名所を知る(かじんはいながらにしてめいしょを... 2022.09.01 「か」職業
「か」 壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり) 分類 ことわざ 意味 内緒話や隠し事は、注意しないとすぐに人に漏れてしまうものだ、という意味。 壁に耳を当てたり、障子に穴を開けたりして、どこでだれが聞いたり見たりしているか分からない、ということから。 同類語・同義語 藪に目(やぶにめ) ... 2022.08.27 「か」建物身体
「か」 壁に耳(かべにみみ) 分類 ことわざ 意味 壁にまで耳があるような世の中で、何事も世間には聞こえやすいものである、という意味。 「壁に耳、石に口」と続けて言う場合もある。 同類語・同義語 藪に目(やぶにめ) 壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり... 2022.08.26 「か」建物身体
「か」 可愛さ余って憎さが百倍(かわいさあまってにくさがひゃくばい) 分類 ことわざ 意味 可愛いと思う心が強ければ強いほど、いったんその心が憎しみに変わると、かえって幾層倍も憎いと思うようになる、という意味。愛憎は表裏一体なものである、ということ。 「余って」は度が過ぎての意味。 2022.08.17 「か」