さ行

「せ」

赤貧洗うが如し(せきひんあらうがごとし)

分類ことわざ意味大変な貧乏で、水で洗い流したように何一つ財産を所持していない様子のこと。「赤貧」は何一つ持たずに丸裸のように貧しい様子の事。ここでの「赤」は、裸の意味。
「し」

少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)

分類ことわざ意味自分はまだ若いと思っているうちに少年時代はたちまちに過ぎ去っていき、また、学問の道は厳しくなかなか進歩しない、という意味。この後に「一寸の光陰軽んずべからず」と続き、時の流れは早いため少しの時間も惜しんで勉強せよ、という意味...
「し」

十人十色(じゅうにんといろ)

分類ことわざ意味十人寄れば十人とも、各々の考えや好み、性格も違うものである、という意味。人間は十人いれば顔かたちが十種類あって、それぞれ違うように、それぞれの好みや考えも違うものだということ。同類語・同義語 蓼食う虫も好き好き(たでくうむし...
「し」

知らぬ顔の半兵衛(しらぬかおのはんべえ)

分類ことわざ意味相手に顔を合わせた時や何かを聞かれた時に、全てを承知していながら何も知らないような顔をしていること。戦国時代、竹中半兵衛が羽柴秀吉の「わが軍の軍師になってくれ」という依頼に対して、知らぬ顔をしていたことから、といわれる。同類...
「し」

死に花を咲かす(しにばなをさかす)

分類ことわざ意味最期に立派な功績を顕わし、死後に名誉を残すこと。死の間際に華やかなことがあって、死後も名誉に包まれることをいう。「死に花」は、死ぬ時や死んだ後の名誉の意味。同類語・同義語 死に花を咲かせる
「し」

心頭滅却すれば火もまた涼し(しんとうめっきゃくすればひもまたすずし)

分類ことわざ意味心に浮かぶ雑念をすべて捨て去って無念無想で事に当たれば、たとえ火の中に入っていても涼しいと感じるようになる、という意味。甲州恵林寺の僧快川国師(かいせんこくし)は織田氏の軍勢に囲まれて寺に火をつけられた時、この句を唱えながら...
「し」

杓子は耳搔きにならず(しゃくしはみみかきにならず)

分類ことわざ意味大きな杓子は耳搔きの代わりにはならない、ということから、形が似ているからといって大きい物は必ずしも小さい物の代わりにはならない、という意味。「大は小を兼ねる」の反対の意味。味噌汁等を掬う杓子は、耳搔きの代わりには使えないこと...
「し」

自慢は知恵の行き止まり(じまんはちえのゆきどまり)

分類ことわざ意味自慢する心が起こってきたのなら、もっと知恵を磨こうとする努力をしなくなるため、人間の知恵はそれ以上発達することはなくなる、という意味。
「し」

自慢高慢馬鹿の内(じまんこうまんばかのうち)

分類ことわざ意味自分のことを鼻にかけて偉そうに吹聴する者は、馬鹿である、という意味。鼻にかかる自慢をする者、高慢な者は、馬鹿の仲間だ、ということ。同類語・同義語 自慢高慢馬鹿の中
「し」

死馬の骨を買う(しばのほねをかう)

分類故事意味役に立たないものをまず買って、役に立つものが来るのを待つたとえ。また、役立たずを優遇し、それを聞いて優れた者が集まってくるのを待つことをいう。昔中国で、千金で千里を走る駿馬を手に入れたいと思っていた人が、三年の間求めることができ...
「し」

芝居は無筆の早学問(しばいはむひつのはやがくもん)

分類ことわざ意味芝居を見に行くと、昔の風俗、世相、人情などが直接的な見られ、読み書きができない人でも短期間に理解が深まるようになるものだ、という意味。同類語・同義語 芝居は一日の早学問(しばいはいちにちのはやがくもん)
「し」

自慢は知恵の行きどまり

分類ことわざ意味自慢する気持ち起こってきたのなら、もっと知恵を磨こうとする努力をしなくなることから、進歩や向上することはなくなる、という意味。
「し」

室に入って戈をとる(しつにいってほこをとる)

分類ことわざ意味師(先生)に教わった道をもってかえって師(先生)を攻めたり、相手の論ずるところによってこれを利用して逆にその相手を攻める、という意味。他人の部屋に入り、その人の武器を手にして、その武器で人を攻撃する、ということから。同類語・...
「さ」

三軍に帥を奪うべし、匹夫志を奪うべからず(さんぐんすいをうばうべし、ひっぷこころざしをうばうべからず)

分類ことわざ意味大軍の総帥(大将)という地位は奪うことができても、志というものは教養のないつまらない男からも奪い取ることができない。そこから、どんなにつまらない人でも、馬鹿にできない、という意味。同類語・同義語 匹夫も志を奪うべからず
「し」

舌の剣は命を断つ(したのつるぎはいのちをたつ)

分類ことわざ意味言葉を慎まないと、生命を失うことになる、という意味。注意を心掛けないと、言葉は人を傷つけることになり、命取りになりかねない、ということ。同類語・同義語 口は禍のもと 口は禍の門 口と財布は締めるが得 病は口から入り禍は口から...
「し」

死屍に鞭打つ(ししにむちうつ)

分類ことわざ意味死んだ人の悪口を言ったり責任を追及したりすることをいう。報復的に死者に向かって悪口や雑言を浴びせること。春秋戦国時代に、伍子胥(ごししょ)という者が、楚の都に攻め入ったとき、かねて恨みに思っていた楚の昭王を捜したが見つからず...
「し」

事実は小説よりも奇なり(じじつはしょうせつよりもきなり)

分類ことわざ意味事実は、作り物の小説よりも、かえって不思議で奇妙な事の連続である、ということ。この世の中で実際に起こる事件は、人間が考えて作る小説よりも不思議であり、はるかに複雑怪奇である、という意味。イギリスの詩人バイロンの作品『ドン=ジ...
「し」

自家薬籠中の物(じかやくろうちゅうのもの)

分類ことわざ意味自らの手中にあり、思うままに使える人や物の事をいう。「自家薬籠」は、知り尽くした自分の家の薬箱のこと。いつでも使いたいときにすぐに使え役に立つもののことをいう。同類語・同義語 自家薬籠(じかやくろう) 自家薬籠中(じかやくろ...
「し」

獅子身中の虫(しししんちゅうのむし)

分類ことわざ意味仲間の一人であるのに、内部から災いをもたらす者のこと。仏教徒で仏の恩を受けながら、仏教に害を与える人のことをいう。仏教の経典からの言葉。「獅子」はライオンで、その体内に住む虫が、内部から食い荒らして害を与える、という意味。同...
「し」

地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)

分類ことわざ意味世の中すべて、お金次第でどうにでもなるものである、という意味。どんな物事もお金があれば必ず解決できる。お金の力は大きい、ということ。あの厳しい地獄の閻魔大王の裁きでさえ、お金を出せば有利に取り計らってくれるのであるから、まし...