た行

「と」

虎は死して皮を残し人は死して名を残す

分類ことわざ意味虎は死後に美しい皮にその威容を残して珍重されるように、人間の死後は名誉や功績によって美名を残してその名を長く後世に語り伝えさせる、という意味。名誉や功績によって名を残すように、立派な行いをするべきだという教え。同類語・同義語...
「と」

虎を千里の野に放つ(とらをせんりののにはなつ)

分類ことわざ意味後の禍(災い)の元となる危険なものを野放しにすること。虎のような危険な動物を野に放ってしまって自由にさせる、ということから。同類語・同義語 虎を野に放つ 虎を養いて憂いを残す
「た」

畳の上の水練(たたみのうえのすいれん)

分類ことわざ意味実際の役には立たないこと。畳の上での水泳の練習というものは、理論や方法は分かっても、実際に水に入ると役には立たないものである、ということから。「水練」は水泳の練習。畳の上でいくら練習を重ねても、実際の水の中での実地の訓練をし...
「た」

鷹は飢えても穂を摘まず(たかはうえてもほをつまず)

分類ことわざ意味節義を重んじる人は、飢餓に迫られて死ぬことはあっても、不正な財を受けることはしない、という意味。また、立派な人は困っていても不正なことには手を出さない、という意味。鳥の中でも立派な鷹は、たとえ飢死するとしても、決して穂を食べ...
「ち」

雄弁は銀沈黙は金(ゆうべんはぎんちんもくはきん)

分類ことわざ意味達者な弁舌は素晴らしい力を持っているが、それにもまして時を心得て沈黙でいることは雄弁であるより効果がある、という意味。雄弁も大切だが、無言でいる方がよい場合があるたとえ。「雄弁」とは、堂々として巧みに話をする様子のこと。イギ...
「と」

虎の尾を踏む(とらのおをふむ)

分類ことわざ意味非常に危険なことをいう。もし凶暴な虎の尾を踏んだら、嚙み殺されてしまうことから、大変に危ないことをするということ。
「ち」

長者の万灯より貧者の一灯(ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう)

分類ことわざ意味お金や物の多い少ないよりも、誠意の有無や真心の方が大切である、という意味。どれだけお金をかけたかより、どれだけ真心を込めているかの方が尊い。長者が万灯を捧げるよりも、貧しい者の真に心のこもった一灯の捧げものの方がずっと尊いも...
「と」

十で神童十五で才子二十過ぎれば平凡の人(とおでしんどうじゅうごでさいしはたちすぎればただのひと)

分類ことわざ意味子供の頃から人を驚かすほど優秀だと思われた人でも、成長するにつれて平凡な人間になってしまうことが多いものだ、という意味。十歳で神童といわれた人が、十五では才子となり、二十歳を過ぎると、平凡な人になってしまうことがある、という...
「た」

他山の石(たざんのいし)

分類ことわざ意味他人の行為や言動でも、戒めとして自分を磨くために役立てることができる、という意味。他の山からとれた粗末な石でも、それで自分の宝石を美しく磨くのに役立てることができる、ということから。立派な人がつまらぬ人に接して自分の知徳を向...
「て」

天網恢々疎にして漏らさず(てんもうかいかいにしてもらさず)

分類ことわざ意味悪いことをした者は、必ず天罰を受ける、という意味。悪人を懲らしめるために張り巡らされた天の法の網は、目が粗いようだが決して悪事を逃げ漏らすことはなく捕らえる、ということから。「天網」は、天が張り巡らす網のこと。「恢々(恢恢)...
「た」

大の虫を生かして小の虫を殺す(だいのむしをいかしてしょうのむしをころす)

分類ことわざ意味やむを得ない時には大事な物事を守るため、小さな物事を犠牲にするもの仕方がない、という意味。同類語・同義語 大の虫を生かす 小を捨てて大に就く 小の虫を殺して大の虫を助ける 大事の前の小事
「た」

大事の前の小事(だいじのまえのしょうじ)

分類ことわざ意味大きな事の前にある小さな事は大事に比べるとごく小さなものであるため、大きな事を成し遂げるためには小さな事にはこだわらないで問題にしない方が良い、という意味。または、大きな事を行うには、どんな些細な事でも油断をしないで注意しな...
「て」

出遣いより小遣い(でづかいよりこづかい)

分類ことわざ意味まとまった大きな出費をするより、目立たない細々とした出費の方が、気づかないうちに積もり積もってかえって多くかかるものである、という意味。
「て」

天を仰いで唾する(てんをあおいでつばをする)

分類ことわざ意味他人に危害を与えたり損害を与えようとして、かえって自分が害を被ること。天を仰いで吐いた唾は、そのまま自分の顔にかかってくるだけだ、ということから。同類語・同義語 天に唾する 天に唾す 天を仰ぎて唾はく
「つ」

杖ほどかかる子はない

分類ことわざ意味老人にとって、杖ほどに頼りがいのある子供はいない、真に頼りになる子は少ないものだ、という意味。同類語・同義語 杖も孫ほどかかる
「た」

玉磨かざれば光なし(たまみがかざればひかりなし)

分類ことわざ意味玉も磨かなければ光は出ないものである、ということから、天性で素晴らしい素質や才能を持っている人も、努力を重ねて自分を磨き切磋琢磨しなければ、本当の価値を発揮できず、また、立派な人になることはできない、という意味。「玉」は宝石...
「た」

高嶺の花(たかねのはな)

分類ことわざ意味ただ見ているだけで、実際には自分のものすることができないもの。遠くから眺めることはできるが、手に入れることができない、美しいものや高価なもの、魅力的なものを指す。「高嶺」は、高い峰、高い山の頂のこと。高い峰に咲いている花は、...
「つ」

月に叢雲花に風(つきにむらくもはなにかぜ)

分類ことわざ意味良い事にはとかく邪魔が入りやすいもので、この世は思うようにはいかないものだ、という意味。また、都合の良い事にはとかく差し障りが起こりやすいものである、という意味。美しい月が出ると、群がった雲(叢雲)が月を隠し、また、美しい花...
「つ」

杖に縋るとも人に縋るな(つえにすがるともひとにすがるな)

分類ことわざ意味滅多に人を頼ってはいけない、他人に依頼心を起こしてはならない、という意味。人に縋る(すがる)くらいなら杖に縋れ、ということから。
「つ」

角を矯めて牛を殺す(つのをためてうしをころす)

分類ことわざ意味僅かな欠点を直そうとしてその方法を誤り、かえって全体を駄目にして台無しにしてしまうこと。「矯める(ためる)」とは、曲がったものを直す、という意味。牛の角が曲がっているからと無理に真っ直ぐに矯正しようとして、ついにはその牛を殺...