「ふ」 故きを温ねて新しきを知る(ふるきをたずねてあたらしきをしる) 分類ことわざ意味古いことを研究して新しい道を発見する。昔のことをよく調べ、そこから新しい考えを見つけ出すこと。 『論語』のなかの孔子の言葉。同類語・同義語温故知新(おんこちしん) 2024.10.22 「ふ」
「ふ」 不惜身命(ふしゃくしんみょう) 分類ことわざ意味自分の身体や命を惜しまないこと。 法華経にある言葉で、仏道を修めるためには自分の身体も命も顧みずに努力するということをいう。 2024.07.31 「ふ」身体
「ふ」 袋の中の鼠(ふくろのなかのねずみ) 分類ことわざ意味追い詰められて逃げ出すことができない状態のこと。逃げ道のないことのたとえ。 袋に入れられた鼠(ネズミ)のようである、ということから。同類語・同義語袋の鼠(ふくろのねずみ) 2024.07.30 「ふ」動物道具
「ふ」 不言実行(ふげんじっこう) 分類ことわざ意味あれこれ理屈を言わないで、良いと思ったことは黙って実行すること。 行動が必要な場合には、空虚な言葉は無益である、ということ。英語での表記Deeds, not words. 2024.07.29 「ふ」
「ふ」 風声鶴唳(ふうせいかくれい) 分類ことわざ意味些細なことにまでびくびくして怖気づくこと。 「風声鶴唳」は、敗軍の兵の耳に届く風の音と、鶴の鳴き声で、また、敵襲かと、恐れ驚くことから。 2024.06.20 「ふ」動物戦自然
「ふ」 風樹の嘆(ふうじゅのたん) 分類ことわざ意味親孝行をしようと思ったときにはもう親が死んでしまってできない悲しさを表した嘆きの言葉。 「樹、静かならんと欲すれども風やまず、子、養わんと欲すれども親待たず」という詩句から。同類語・同義語風木の嘆(ふうぼくのたん) 2024.06.19 「ふ」家族植物自然
「ふ」 笛吹けども踊らず(ふえふけどもおどらず) 分類ことわざ意味いかに誘いおだてても、人がそれに一向に応じないこと。色々と策を講じて人を誘い込もうとしても誰も応じないことをいう。 新約聖書の言葉で、人を踊らせようとして笛を吹いても誰も踊ろうとしないことから。あることをさせようと先に立って... 2024.06.18 「ふ」身振り道具
「ふ」 風前の灯火(ふうぜんのともしび) 分類ことわざ意味物事の、儚く危うい様、脆い様をいう。また、危険が迫り今にも命が危ない様子。 風の吹きつける場所に置かれた灯火(ともしび)、という意味から。同類語・同義語風の前の灯火(かぜのまえのともしび)風の前の塵(かぜのまえのちり)風前の... 2024.06.17 「ふ」自然
「ふ」 布施ない経には袈裟を落とす(ふせないきょうにはけさをおとす) 分類 ことわざ 意味 報酬が少ないと仕事にも熱が入らず勤めるところも薄い、という意味。 お布施をくれない貰わないときには、僧侶は、略式でお経を読むのにも袈裟を身に着けない、ということから。 同類語・同義語 布施ない経に袈裟落とす(ふせないき... 2024.03.12 「ふ」職業道具
「ふ」 覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず) 分類 ことわざ 意味 一度してしまったことは取り返しがつかない。また、一度離別してしまった夫婦は、戻そうとしても戻らないものだ、という意味。 昔、中国の呂尚という者が、本ばかり読んで働かないため、その妻は呆れて別れてしまった。のちに呂尚が出... 2023.06.12 「ふ」家族自然道具
「ふ」 豚に真珠(ぶたにしんじゅ) 分類 ことわざ 意味 どんなに値打ちのあるものでも、それが分からない人には何の価値もない、という意味。価値が分からない者に貴重なものを与えても何の役にも立てられないことをいう。 豚に真珠を与えても、その価値は分からず何の役にも立たない、とい... 2022.10.13 「ふ」動物道具
「ふ」 蜉蝣の一期(ふゆうのいちご) 分類 ことわざ 意味 人の一生が短く儚いことをいう。 蜉蝣(ふゆう)とは、カゲロウのこと。ごく短い間しか生きることができない寿命の短い昆虫であるカゲロウの一生、ということから。 2022.10.02 「ふ」人生動物
「ふ」 船に乗れば船頭任せ(ふねにのればせんどうまかせ) 分類 ことわざ 意味 物事はそれぞれの専門家に任せるのが良い、という意味。 誰でもいったん船に乗ってしまえば、すべて船頭に任せるのが賢明であることから、どんなことでもその道の専門家に任せるのが良い、ということ。 同類語・同義語 船は船頭に任... 2022.08.02 「ふ」乗り物職業
「ふ」 冬来たりなば春遠からじ(ふゆきたりなばはるとおからじ) 分類 ことわざ 意味 辛いこと、厳しいことあっても、それさえ耐え抜けば楽しい時、いい時もすぐにやって来る、という意味。 寒い冬が来れば冬の次は暖かい春だから、春が来るのもそう遠くない、すぐその先である、ということから。イギリスのシェリーの詩... 2022.06.25 「ふ」自然
「ふ」 風する馬牛も及ばず(ふうするばぎゅうもおよばず) 分類 ことわざ 意味 遠く隔たりがあって会うことのできないこと。または、無関係なことをいう。 「風する」は、盛りがついた、という意味。盛りのついた馬や牛が雄雌呼び合っても、遠く隔っていて及ばない、ということから。 同類語・同義語 風馬牛 2022.04.14 「ふ」動物