「ほ」

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忙中閑あり(ぼうちゅうかんあり)

分類ことわざ意味忙しい中にも一時のんびりすることがあること。 「忙中」は、忙しい最中。「閑」は、暇のこと。
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蒲柳の質(ほりゅうのしつ)

分類ことわざ意味生まれつき身体が弱いこと。ひ弱な体質のこと。 「蒲柳」は、カワヤナギ(川柳)のこと。カワヤナギは、秋になると葉が早々と落ちることから。
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盆と正月が一緒に来たよう(ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう)

分類ことわざ意味非常に忙しいことの形容。また、嬉しいことが重なること。 賑やかになるお盆とお正月が同時に来たような、ということから。同類語・同義語盆と正月が一緒に来たような
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本来無一物(ほんらいむいちぶつ)

分類ことわざ意味心は本来、空虚で何物も存在しない。すべての物は仮のもので実ではない、という意味。
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ぼうふらも虫の内(ぼうふらもむしのうち)

分類 ことわざ 意味 どんなものでも仲間は仲間である、という意味。 ボウフラのような取るに足らないものであっても、やはり虫であることは間違いない、ということから。
「ほ」

忘年の交わり(ぼうねんのまじわり)

分類 ことわざ 意味 年齢の長幼を忘れて交わること友人のこと。また、その交友関係のこと。 同類語・同義語 忘年の交(ぼうねんのまじわり)
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帽子と頭巾(ぼうしとずきん)

分類 ことわざ 意味 大した違いがないこと。似たり寄ったりのことをいう。 帽子と頭巾は、形は多少異なるが、どちらも頭にかぶる点では同じである、ということから。
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坊主丸儲け(ぼうずまるもうけ)

分類 ことわざ 意味 元手なしに大儲けすることをいう。 寺と僧侶は、資本も無くてよいし、経費もかからないために、入ってくるお金は丸々儲けとなる、ということから。
「ほ」

惚れて通えば千里も一里(ほれてかよえばせんりもいちり)

分類 ことわざ 意味 好きな人のもとへ通うには、遠路も何でもない、という意味。また、好きなことには苦労など何でもない、という意味も。 惚れた相手のところへ通う目的の道であれば、どんなに遠くても平気で、かえって短く感じられるものだ、ということ...
「ほ」

惚れた病に薬なし(ほれたやまいにくすりなし)

分類 ことわざ 意味 恋煩いを治す薬は無い、という意味。恋の病を癒すべき良薬は無い、ということ。
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煩悩の犬は追えども去らず(ぼんのうのいぬはおえどもさらず)

分類 ことわざ 意味 煩悩の容易に去り難いことをいう。 「煩悩」とは、人を苦しめ煩わせる心や悟りに至る道を妨げる心のこと。 同類語・同義語 煩悩の家の犬打てども去らず
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亡羊の嘆(ぼうようのたん)

分類 ことわざ 意味 学問の道は、多方面で多岐にわたり容易に達しがたいこと。それが転じて、方針が決まらず、どうしてよいやら途方に暮れていることもいう。 逃げている羊を追いかけていたところ、道が多くて見失ってしまい嘆いている、ということから。
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奉公人に使われる(ほうこうにんにつかわれる)

分類 ことわざ 意味 奉公人を使っていると、色々と気を遣うことも多く、いつの間にか使っているつもりが、使われているようなことになるものである、という意味。 同類語・同義語 人を使うは使われる(ひとをつかうはつかわれる)
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暴虎馮河の勇(ぼうこひょうがのゆう)

分類 ことわざ 意味 向こう見ずの無謀な勇気のことをいう。 虎を手で打ち、川(河)を徒歩で渡るような無謀な気構え、ということから。 同類語・同義語 匹夫の勇(ひっぷのゆう)
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坊主頼んで地獄(ぼうずたのんでじごく)

分類 ことわざ 意味 頼りにしていたものの当てが外れることをいう。 お坊さんを頼りにしていたら地獄へ堕ちてしまった、ということから。 同類語・同義語 仏頼んで地獄へ落ちる(ほとけたのんでじごくへおちる) 仏頼んで地獄へ落つる
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仏頼んで地獄へ落ちる(ほとけたのんでじごくへおちる)

分類 ことわざ 意味 頼みにしていたのに当てが外れ、結果が逆になることをいう。また、不本意な結果になることをいう。 心掛けが悪いために、仏に頼んで極楽へ行こうと思ってもかえって地獄へ落ちる。良い結果を得ようと努力をして、かえって悪い結果にな...
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坊主の不信心(ぼうずのふしんじん)

分類 ことわざ 意味 人には立派なことを諭しながら、自分自身ではそれに反することをしていることをいう。 「不信心」とは、信じる心の無いこと。人には仏の道を説きながら、不信心なことをしているお坊さんのことから。 同類語・同義語 紺屋の白袴(こ...
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仏作って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず)

分類 ことわざ 意味 物事を殆ど完成させているのに、最も大事なことが抜け落ちること。大切な最後の工夫を欠いていることのたとえ。 せっかく仏像を彫ったのに肝心な魂や目を入れていない、ということから。 同類語・同義語 仏造って魂入れず 仏造りて...
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骨折り損のくたびれ儲け(ほねおりぞんのくたびれもうけ)

分類 ことわざ 意味 苦労するだけで一銭にもならず、疲労だけが残ること。苦労ばかりで得るものが無いこと。また、苦労のし甲斐がないことをいう。 骨折りをしただけ損、儲けることができたのはくたびれただけ、という意味から。 同類語・同義語 犬の尾...
「ほ」

惚れた腫れたは当座の内(ほれたはれたはとうざのうち)

分類 ことわざ 意味 惚れたといってるのも当分の間だけだ、という意味。 人間は惚れたり惚れられたりして最初の内は夢中になるものだが、やがて生活が始まると単調なものになる。恋はすぐに飽きが来てしまうこと、また、人情の移り易いことをいう。