「み」

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水は方円の器に従う(みずはほうえんのうつわにしたがう)

分類ことわざ意味人間は、その交友関係・交際関係や環境によって、どんな風にもなる。人も交わる友人によって、良くも悪くもなる、という意味。 「方円」は、四角と丸。水は、入れ物や容器の形によって丸くなったり四角になったり、どんなにでもなる、という...
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水と油(みずとあぶら)

分類ことわざ意味互いに性格や考え方が違い、気が合わない様子のこと。調和しないこと。仲がうまくいかないことをいう。 水と油は混ぜても溶け合うことはなく、分離してしまうことから。同類語・同義語水に油(みずにあぶら)油に水(あぶらにみず)
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実入り豆に花(みいりまめのはな)

分類ことわざ意味得をすることが重なることをいう。 もう実が入っている豆に、また花が咲く、ということから。
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水至りて渠成る(みずいたりてきょなる)

分類ことわざ意味学問にせよ事業にせよ、研鑽を積めば自然に完成するものであり、人事の及ぶところではない、という意味。 「渠」は、溝、掘割(地面を掘って作った水路)のこと。水が流れてくれば自然に溝ができる、ということから。同類語・同義語水到って...
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緑の黒髪(みどりのくろかみ)

分類ことわざ意味若々しく黒く艶のある美しい髪のこと。 「緑」は、新芽のように若々しい、という意味。同類語・同義語緑の髪(みどりのかみ)
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港口で難船(みなとぐちでなんせん)

分類ことわざ意味物事がまさに成就しようとするときに頓挫してしまうこと。 港に船が入港しようとしたときに難破してしまう、ということから。
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源清ければ流れ清し(みなもときよければながれきよし)

分類ことわざ意味根本が正しい時はその結果も良い、ということをたとえた言葉。どんなことでも根本が正しければその結末もまた正しいものである、という意味。 水源が清く澄んでいる川は、その下流もまた清く澄んでいるはずである、ということから。
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身から出た錆(みからでたさび)

分類ことわざ 意味自ら悪い原因を作って、その悪い結果を受けること。自分の行った悪行や悪業のために苦しんだり災いを受けたりすること。 錆が付いてしまったが、外から付いたものではなく、それ自体から出てきた錆である、ということから。 同類語・同義...
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蓑着て火事場へ入る(みのきてかじばへはいる)

分類 ことわざ 意味 自ら進んで身の危険を招くことのたとえ。 植物の葉で作られた燃えやすい素材の蓑を身に着けて火事場へ行く、ということから。 同類語・同義語 蓑着て火事場に入る(みのきてかじばにはいる)
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身は身で通る裸坊主(みはみでとおるはだかぼうず)

分類 ことわざ 意味 賢愚貧富の差はあっても、馬鹿は馬鹿なりに、貧者は貧者なりに暮らしていけるものだ、という意味。 人間は本来無一物・無一文であり、生まれたときも裸であれば死ぬときも裸であるということ。 同類語・同義語 身は身で通る(みはみ...
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身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ(みをすててこそうかぶせもあれ)

分類 ことわざ 意味 大変な困難に直面した時は、自分の身を犠牲にするほど、また、命を捨てるほどの決心で頑張ってこそ、はじめて活路が見出せるものだ、という意味。また、我欲を捨ててこそ安泰にもなり得る、という意味も。 水に溺れた時は、死んだつも...
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見かけばかりの空大名(みかけばかりのからだいみょう)

分類 ことわざ 意味 見た目は良くても財布の中が空っぽなこと、または、外見やうわべは立派で豪華であるがその内実は貧弱ではみすぼらしいことをいう。 「空大名」は、名前だけで力がない大名のこと。
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水清ければ魚棲まず(みずきよければうおすまず)

分類 ことわざ 意味 余りにも清廉潔白な人間は人に疎まれてしまう、という意味。人は行いが正しくて心が綺麗であり過ぎると、冷たい性格と思われてしまい、かえって他人に親しまれないことをいう。 川や池の水があまり澄んでいると、隠れる場所や餌が無い...
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三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)

分類 ことわざ 意味 幼児の頃の性格や気立て、性質は、その人が死ぬまで変わらないものである、という意味。 「三つ子」は三歳の幼児のこと。「百まで」は、百歳までのことでずっと年を取るまでということ。 同類語・同義語 雀百まで踊り忘れず(すずめ...
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水心あれば魚心あり(みずごころあればうおごころあり)

分類 ことわざ 意味 相手がこちらに好意を示すなら、こちらも相手に好意を示すものだ、という意味。 水に心(好意)があれば、魚もまた心を持つ、ということから。先方の出方次第でこちらの態度も決まるということ。 同類語・同義語 水心あれば魚心 魚...
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三日見ぬ間の桜(みっかみぬまのさくら)

分類 ことわざ 意味 世の中の移り変わりが非常に早いことをいう。また、世の中の物事は万事移ろいやすいものだ、という意味。 大島蓼太の俳句「世の中は三日見ぬ間の桜かな」からの言葉。桜の花は咲くのも散るのも早く、三日も見ない間に、すっかり変わっ...
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身の程知らず

分類 ことわざ 意味 自分の立場や実力の程度を知らないで、それ以上のことを望んだり求めたり、その行為をおこなう様子、またはその人をいう。 同類語・同義語 夜郎自大 夜郎大
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見目は果報の基(みめはかほうのもとい)

分類 ことわざ 意味 見た目が美しい美貌というものは幸運を得る基である、という意味。 同類語・同義語 見目は果報の下地
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三日先知れば長者

分類 ことわざ 意味 三日先を予知できたのならばお金持ちになることができる、ということから、先のことを見通すことは大変に難しく先見の明を持つ人間は少ない、という意味。
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三度肘を折って良医となる(みたびひじをおってりょういとなる)

分類 ことわざ 意味 何事も苦しい経験を積んではじめて、人間は円熟した人格を形成して完成することができる、という意味。 医者というものは、自分も肘(肱)を折るというような怪我の痛みを知るという経験を積んでこそ良い医者となれる、ということから...