「も」 物は言いよう(ものはいいよう) 分類ことわざ意味同じことを言うのでも言い方によって受け取り方が違ってくるので、言葉遣いは慎重にした方が良い、という意味。同じことでも言い方によっては相手を怒らせたり、また逆に心を和らげたり喜ばせたりするものだ、ということから。同類語・同義語... 2025.02.09 「も」
「も」 物は相談(ものはそうだん) 分類ことわざ意味物事がうまくいかない時は、他の人に相談してみると、案外良い知恵出てうまくいくものだ、という意味。また、他の人に相談しや依頼する時に呼び掛けとして使う。どんな悩みでも人とよく相談してみることだ、ということから。駄目だと思って諦... 2025.02.08 「も」
「も」 物は試し(ものはためし) 分類ことわざ意味物事は試みて初めてその良し悪しや結果が分かる、という意味。ともかく試してみよう。物事はすべて実際にやってみなければその良し悪しは分からないから、とにかく一度やってみよう、という時に使用する言葉。 2025.02.07 「も」
「も」 本木に勝る末木なし(もときにまさるうらきなし) 分類ことわざ意味新しい知り合いよりも古い知り合いの方が良い、という意味。最初の相手がやはり一番良いことをいい、男女関係についていうことが多い。「本木」とは木の根元や幹。「末木(うらき・すえき)」は、木の梢。木はやっぱり根元が良い、ということ... 2024.02.22 「も」植物
「も」 物言えば唇寒し秋の風(ものいえばくちびるさむしあきのかぜ) 分類ことわざ意味余計なことを話したために、かえって自分に災難を招いてしまうこと。口(唇)は災いの元であるから、言葉は慎むべきものである、という意味。松尾芭蕉の座右の銘としていた句。自慢したり人の悪口を言ったりした後は、秋の風のような寂しい風... 2023.03.18 「も」自然身体
「も」 元の鞘に収まる(もとのさやにおさまる) 分類ことわざ意味紛糾したことが収まって元通りになること。また、離婚したり喧嘩別れしたりした人同士が、仲直りをして、また元通りの関係に戻ることをいう。抜いた刀を、また元通りに鞘に入れる、ということから。同類語・同義語 元の鞘にへはまる 2023.01.05 「も」家族道具
「も」 元の木阿弥(もとのもくあみ) 分類ことわざ意味再び旧に復することをいう。また、折角苦労して良い状態となったのに、また元の状態に戻ること。苦労や努力が水の泡になってしまうことをいう。戦国大名の筒井順昭の身代わりを務めた木阿弥という盲人が、順昭の子順慶が成人すると用済みにな... 2023.01.04 「も」
「も」 門の前のやせ犬(もんのまえのやせいぬ) 分類ことわざ意味家の中では大変威張っているが、外では小さくなっていることのたとえ。痩せた犬は、自分の家の門前では勢い良く吠えたてるが、外ではこそこそと尻尾を巻いて小さくなっている、ということから。同類語・同義語 内弁慶の外味噌(うちべんけい... 2022.10.29 「も」動物建物
「も」 門前の小僧習わぬ経を読む(もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ) 分類ことわざ意味いつも身近で見聞きしている物事は、習わなくても自然に覚え込んでしまうものだ、という意味。また、身近に接していて感化を受けることをいう。寺の門の近くに住む子供は、毎朝毎晩お坊さんのお経を聞いているので、正式に習わなくてもいつの... 2022.06.22 「も」建物職業
「も」 餅は餅屋(もちはもちや) 分類ことわざ意味全ての物事にはそれぞれ専門家がいるので、その人に任せるのが最も良い、という意味。どんなことでもその道の専門家というものがいるものであるから、知ったかぶりせずにやはりその人物に任せるべきだ、ということ。餅はやはり専門の餅屋が搗... 2022.06.12 「も」職業食べ物
「も」 門を同じくして戸を異にす(もんをおなじくしてとをことにす) 分類ことわざ意味同じ門から出入りしているが家は別である、ということから、同じ一門であっても持ち味や得意なところは、それぞれ違っている、という意味。また、同じ道に学んでも、その見るところは人によって異なる、という意味。 2021.02.03 「も」家族建物
「も」 門前市を成す(もんぜんいちをなす) 分類ことわざ意味門の前に大勢の人々が寄り集まって、まるで市場の様相を呈しているようだ、ということから、人望や地位、名声をたよって、その家に次々とたくさんの客人が訪問してくる様子をいう。または、とても慕われている、人望や地位、名声がある人のこ... 2021.02.02 「も」
「も」 沐猴にして冠す(もっこうにしてかんす) 分類ことわざ意味表面上は立派な衣服と冠(かんむり)を身にまとって着飾っているが、心は下品で卑しく野蛮である、という意味。沐猴(もっこう)とは猿(サル)の類。猿が衣冠に身にまとっても不似合いであることから。同類語・同義語 虎にして冠す(とらに... 2021.01.30 「も」動物道具