「い」 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく) 分類ことわざ意味人情・風俗の悪いことを言う。また、性質が荒々しく、行動が機敏なこと。俗に「江戸っ子は生き馬の目を抜く」などという。他人を出し抜くことがあるから、少しも油断ができないこともいう。生きている馬の目を、知らないうちに抜き取る程素早... 2025.01.23 「い」動物地名
「き」 京の着倒れ大阪の食い倒れ(きょうのきだおれおおさかのくいだおれ) 分類ことわざ意味京都の人は衣服にお金を惜しまず、大阪の人は、飲食にお金を惜しまない傾向にあることをいう。 2024.06.06 「き」お金地名食べ物
「お」 小田原評定(おだわらひょうじょう) 分類ことわざ意味長い時間をかけているのになかなか決まらない相談や会議のこと。また、あれやこれやと評議ばかりして、まとまりのつかないことをいう。相模の小田原城が、豊臣秀吉の軍勢に囲まれた時、城主の北条氏と家臣団は、長い時間和平か戦闘かの両論を... 2023.10.21 「お」地名戦
「へ」 弁慶の立ち往生(べんけいのたちおうじょう) 分類ことわざ意味進退窮まって二進も三進も(にっちもさっちも)いかない状態にいることをいう。源義経をかばった弁慶が衣川で立ったまま死んだ、という伝説から。 2023.07.11 「へ」地名
「は」 箱根知らずの江戸噺(はこねしらずのえどばなし) 分類ことわざ意味実際に見たわけではないのに、さも知っているかのように話すことをいう。箱根から西に住んでいる人が、箱根の山を越えてその先へ行ったこともないのに、いかにも見てきたかのように江戸の話をする、ということから。同類語・同義語 知らぬ京... 2022.07.19 「は」地名
「う」 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり) 分類ことわざ意味何かのきっかけで自己の意志でなく思いがけず始めたことが、知らない間に善い行いや良い結果になっていること。また、嫌々しているうちに段々と熱心になることをいう。昔、信濃の善光寺の近くに七十過ぎの強欲な老婆がいたが、ある時隣の家の... 2022.04.19 「う」動物地名
「さ」 賽は投げられた(さいはなげられた) 分類ことわざ意味結果はどうあろうと、始まった以上は予定通り行動するしかない、という意味。決心したからには後戻りはできずもう実行するほかない。シーザーがローマへ進軍した際に、ルビコン川を渡ろうとした時の言葉。「賽」は、サイコロのこと。サイコロ... 2021.11.26 「さ」地名戦自然道具
「あ」 東男に京女(あずまおとこにきょうおんな) 分類ことわざ意味男は気前が良く男らしい関東・東国の人(または江戸っ子)で、女は気立てが良く優しく美しい京都の女の人が良い、という意味。また、男女の組み合わせは、この取り合わせが最も良い、ということ。平賀源内の『神霊矢口渡』からの言葉。同類語... 2021.05.06 「あ」地名
「ほ」 洞ヶ峠を決め込む(ほらがとうげをきめこむ) 分類ことわざ意味信念を持たぬまま形勢の良い方につこうとすること。また、有利な方につこうと、様子を伺いはっきりとした態度を取らない、という意味。洞ヶ峠(ほらがとうげ)は、本能寺の変で織田信長が討たれた後、羽柴秀吉と明智光秀の山崎の戦のときに、... 2021.05.05 「ほ」地名戦
「あ」 飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ) 分類ことわざ意味世の中のことは栄枯盛衰常ならぬことをいった言葉。世の中の様々な物事は、遷り変わるものだ、ということ。古今和歌集の歌「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵は今日の瀬となる」からきた言葉。飛鳥川の流れは急で、昨日は淵であったところが... 2021.04.12 「あ」地名自然
「あ」 阿漕が浦に引く網(あこぎがうらにひくあみ) 分類ことわざ意味阿漕が浦は、三重県津市付近の海岸。「伊勢の海阿漕が浦に引く網も度重なれば人もこそ知れ」という古歌からきた言葉で、隠し事も幾度か重なると、おのずと人に知られてしまう、という意味。阿漕が浦は元々は伊勢神宮に供えるための禁漁区で、... 2021.04.08 「あ」さ行地名職業