「ほ」 暴虎馮河の勇(ぼうこひょうがのゆう) 分類ことわざ意味向こう見ずの無謀な勇気のことをいう。虎を手で打ち、川(河)を徒歩で渡るような無謀な気構え、ということから。同類語・同義語 匹夫の勇(ひっぷのゆう) 2022.09.15 「ほ」動物自然身体
「ね」 鼠の嫁入り(ねずみのよめいり) 分類ことわざ意味物事はあれこれ選んでも結局は変わりばえのしないところに落ち着くものだ、という意味。鼠(ネズミ)の夫婦が娘に天下一強い婿を取ろうと考え、太陽に話を持ち掛けたが、太陽の光を遮る雲がもっと強いと言ったことから、強い者は順に、風(雲... 2022.09.14 「ね」動物家族建物自然
「う」 兎を見て犬を呼ぶ(うさぎをみていぬをよぶ) 分類ことわざ意味①物事は手遅れと思っても諦めてはいけない、②手遅れのたとえ。狩猟で獲物である兎(ウサギ)を見つけてから猟犬を呼ぶ、ということから。同類語・同義語 兎を見てから鷹を放つ(うさぎをみてからたかをはなつ) 2022.09.13 「う」動物
「か」 苛政は虎よりも猛し(かせいはとらよりもたけし) 分類ことわざ意味苛酷で惨い政治は、虎よりも恐ろしいものである、という意味。酷い悪政の下にある人民は、虎に襲われて死ぬよりも恐ろしい目にあう、ということから。 2022.09.10 「か」動物
「す」 雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず) 分類ことわざ意味どんなに年を取っても、幼い頃に覚えたことや身につけた習慣や癖は、なかなか抜けることができないし、忘れないものである、という意味。雀(スズメ)は、踊るように跳躍する癖が一生抜けない、ということから。同類語・同義語 三つ子の魂百... 2022.09.06 「す」人生動物
「は」 花は根に鳥は古巣に帰る(はなはねにとりはふるすにかえる) 分類ことわざ意味どのような物もすべてその根本・根源に帰するものである、という意味。咲き終わった花はその木の根元に散り落ち肥しとなり、鳥は空を飛んでいても必ずそのねぐらとなる巣に帰る、ということから。同類語・同義語 花は根に鳥は古巣に 花は根... 2022.09.02 「は」動物植物自然
「い」 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい) 分類ことわざ意味これぐらいのものと思われるつまらないものや、いかにも小さく弱いものでも、それ相応の覚悟や思慮、判断力や意地を持っているものであるから、軽蔑することはできないものである。また、見かけがどんなに小さく弱そうなものにも、それなりの... 2022.08.31 「い」動物
「と」 鳥なき里の蝙蝠(とりなきさとのこうもり) 分類ことわざ意味立派で優れた者が居ないところでは、つまらない者が幅をきかせて偉そうに威張り始めるようになる、という意味。他にこれという鳥の居ない里では、蝙蝠(コウモリ)のようなものでも幅をきかせて威張るようになる、ということから。 2022.08.13 「と」動物
「き」 狐の嫁入り(きつねのよめいり) 分類ことわざ意味①狐火(夜中に山野に光る青い炎)が連なっている様子。狐火のことを狐が嫁入りする提灯(ちょうちん)の行列を見立てて言ったもの。②日が照っているのに、小雨が降ること。日照り雨。天気雨。 2022.07.09 「き」動物自然道具
「た」 卵を見て時夜を求む(たまごをみてじやをもとむ) 分類ことわざ意味あまりに早計なことをたとえた言葉。順序を考えず、せっかちに結果を求めることをいう。鶏の卵に、時を告げてくれることを期待する、ということから。荘子にある句。 2022.07.08 「た」動物食べ物
「こ」 虎口を逃れて竜穴に入る(ここうをのがれてりゅうけつにいる) 分類ことわざ意味危険や災難が、次々と起こることをいう。虎から逃げることができたと思ったら、竜の住む洞穴(竜穴)に入ってしまう、ということから。「虎口」は虎の口のことから、虎に食われそうになるということ。 2022.07.02 「こ」動物
「や」 山に蛤を求む(やまにはまぐりをもとむ) 分類ことわざ意味不可能なことのたとえ。海にしかいない蛤(ハマグリ)を山に獲りに行ってもあるはずがない、ということから、方法を間違えれば何をしようとしても実行不可能なことをいう。同類語・同義語 木に縁りて魚を求む(きによりてうおをもとむ) 畑... 2022.06.16 「や」動物自然
「と」 飛ぶ鳥の献立(とぶとりのこんだて) 分類ことわざ意味早とちりのこと。空を飛ぶ鳥を見て、まだ捕まえてもいないのに、鳥料理の献立を考えてる、ということから。同類語・同義語 捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう) 2022.05.11 「と」動物食べ物
「と」 捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう) 分類ことわざ意味手に入るかどうかわからない収入を当てにして、それをもとに計画を立てること。当てにならない計画のたとえ。確実でないことを当てにして気楽な計画を立てること。まだ狸(タヌキ)を捕らないうちから、狸を捕まえたらその毛皮がいくらで売れ... 2022.05.10 「と」お金動物
「り」 良禽は木を見て棲み、賢臣は主を選びてつかう 分類ことわざ意味賢い鳥は木を選んで巣を作り、優れた人物は自分が仕えるべき主君をよく選んで仕える。つまり、物事はよく見定めてから選びなさい、という意味。(※「良禽は木を見て棲み、賢臣は主を選びてつかう」→りょうきんはきをみてすみ、けんしんはし... 2022.05.06 「り」動物植物
「ね」 猫の首に鈴を付ける(ねこのくびにすずをつける) 分類ことわざ意味素晴らしい計画も実行者がいなければ議論倒れだ、ということ。また、良い考えだが、実際には難しくて実行できないこと。または、実行が困難なことでも、提案するだけなら楽だということ。鼠(ネズミ)が猫から身を守るために、襲ってきてもす... 2022.05.04 「ね」動物道具
「き」 驥をして鼠を捕らしむ(きをしてねずみをとらしむ) 分類ことわざ意味千里を走るという駿馬(千里の馬)に鼠(ネズミ)を捕獲させる、ということから、物を使う用途を誤ることをいう。また、人の使い道を誤って、有能な人をその能力に適した地位につけて才能を十分に発揮させるということをせずに、平凡な仕事を... 2022.05.02 「き」動物
「せ」 千貫の鷹も放さねば知れず(せんがんのたかもはなさねばしれず) 分類ことわざ意味才能があっても、実際に試してみなければ技量は知ることができない、という意味。千貫の鷹(非常に高価な鷹)も、これを実際に空に放ってみなければ、どれだけの技量を持っているものかは知ることができない、ということから。「貫」は、昔の... 2022.04.24 「せ」お金動物