道具

「し」

舌の剣は命を断つ(したのつるぎはいのちをたつ)

分類ことわざ意味言葉を慎まないと、生命を失うことになる、という意味。注意を心掛けないと、言葉は人を傷つけることになり、命取りになりかねない、ということ。同類語・同義語 口は禍のもと 口は禍の門 口と財布は締めるが得 病は口から入り禍は口から...
「し」

死屍に鞭打つ(ししにむちうつ)

分類ことわざ意味死んだ人の悪口を言ったり責任を追及したりすることをいう。報復的に死者に向かって悪口や雑言を浴びせること。春秋戦国時代に、伍子胥(ごししょ)という者が、楚の都に攻め入ったとき、かねて恨みに思っていた楚の昭王を捜したが見つからず...
「し」

自家薬籠中の物(じかやくろうちゅうのもの)

分類ことわざ意味自らの手中にあり、思うままに使える人や物の事をいう。「自家薬籠」は、知り尽くした自分の家の薬箱のこと。いつでも使いたいときにすぐに使え役に立つもののことをいう。同類語・同義語 自家薬籠(じかやくろう) 自家薬籠中(じかやくろ...
「さ」

三十振袖四十島田(さんじゅうふりそでしじゅうしまだ)

分類ことわざ意味その時期でもない年齢になった女性が、なお化粧をすること。女性が年齢不相応に若い服装や化粧をすることをいう。三十歳で振袖の着物を着て、四十歳で島田の髪を結う、ということから。水商売の女性などの若作りを馬鹿にしていう。
「こ」

弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)

分類ことわざ意味その道の名人や達人のような技芸の優れた者でも、失敗することがあるものだ、という意味。弘法大師のような書道の名人でも、時には書き誤ることがある、ということから。「弘法」は、僧侶の空海のことで、嵯峨天皇、橘逸勢と並んで三筆と称さ...
「さ」

皿嘗めた猫が科を負う(さらなめたねこがとがをおう)

分類ことわざ意味主犯や大悪党は捕らえられずに、その下っ端の小物だけが捕らえらること。また、後から行っても割が合わないことをいう。魚を食べた猫は逃げた一方、後で皿だけなめている猫がその罰を受ける、ということから。
「さ」

賽は投げられた(さいはなげられた)

分類ことわざ意味結果はどうあろうと、始まった以上は予定通り行動するしかない、という意味。決心したからには後戻りはできずもう実行するほかない。シーザーがローマへ進軍した際に、ルビコン川を渡ろうとした時の言葉。「賽」は、サイコロのこと。サイコロ...
「く」

腐り縄に馬繋ぐ(くさりなわにうまつなぐ)

分類ことわざ意味頼りにならない様子をたとえた言葉。また、成功など有り得ないことのたとえ。腐った縄に馬を繋げば、馬はいつしか放たれてしまうかもしれない、ということから。同類語・同義語 腐り縄に馬繋ぐ如し
「ろ」

櫓櫂の立たぬ海はなし(ろかいのたたぬうみはなし)

分類ことわざ意味どんな難題でも必ず解決に至る方法は存在するものだ、という意味。海であればどこでも、船のオールである櫓(ろ)や櫂(かい)は用いられるものであり、何事にもこれに対処する方法があることをいう。同類語・同義語 櫓櫂の立たぬ海もなし ...
「は」

半畳を入れる(はんじょうをいれる)

分類ことわざ意味人の言動を非難したり、茶化したりすることをいう。半畳はござの大きさで、昔、芝居小屋で見物人が敷いた畳のこと。芝居で役者の芸や筋立てに対する不満や反感の気持ちを表現するために、その半畳を舞台に投げた。これより転じて、芸に対して...
「ひ」

瓢箪から駒が出る(ひょうたんからこまがでる)

分類ことわざ意味意外な所から意外な物が出てくること。道理上、有り得ないことが起こること。また、思いがけないことや冗談を言ったことが事実になること。瓢箪の小さな口から、出てくるはずがない駒(馬)が飛び出した、という意味から。同類語・同義語 瓢...
「た」

大根を正宗で切る(だいこんでまさむねをきる)

分類ことわざ意味正宗は稀代の名刀とされる鎌倉時代の刀のこと。大根を切るために名刀である正宗を使用して切ることから、立派なものをつまらない用途に使用する、また、使用方法が適切でないことをいう。また、実力のある人物なのに、つまらない仕事をさせる...
「き」

机上の空論

分類ことわざ意味頭の中で考えただけの、実際には役には立たない考えや計画のこと。机の上で考えた役立たない考えや計画、という意味から。同類語・同義語 画餅に帰す 画餅 絵に描いた餅 畳の上の水練
「は」

走り馬にも鞭(はしりうまにもむち)

分類ことわざ意味走っている馬にもなお鞭を加えることを忘れるな、ということから、敏捷に仕事をする人にも時々油断をしないように励ましを与えることのたとえ。また、走っている馬にさらに鞭を入れることで馬は一層に速度を増して走ることから、良い状態をさ...
「わ」

破れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた)

分類ことわざ意味どんな人でもまずまずそれぞれ似合った相手というものが見つかるものだ、という意味。似通った者同士が相応することをいう。割れ目の入った壊れかけた鍋でも、それに相応しい綴じ蓋くらいはあるものだ、ということから。粗末なものは粗末なも...
「は」

針の穴から天を覗く

分類ことわざ意味自分の小さな見識をもって大きいことに臨むことをいう。また、わずかに得た知識から、大きな問題を自分勝手に判断することをいう。針の穴から空を覗くと、わずか一部分しか見えないことから、狭い考えを非難する言葉。同類語・同義語 葦の髄...
「の」

鑿と言えば槌(のみといえばつち)

分類ことわざ意味大工道具の鑿(のみ)を持って来いと言えば、槌(つち・ハンマー)も一緒に持ってくることから、万事によく気が付くことをいう。また、機転を利かせて機敏に行動をするべきである、という意味。
「ち」

長者の万灯より貧者の一灯(ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう)

分類ことわざ意味お金や物の多い少ないよりも、誠意の有無や真心の方が大切である、という意味。どれだけお金をかけたかより、どれだけ真心を込めているかの方が尊い。長者が万灯を捧げるよりも、貧しい者の真に心のこもった一灯の捧げものの方がずっと尊いも...
「ほ」

棒ほど願って針ほど叶う(ぼうほどねがってはりほどかなう)

分類ことわざ意味願いが大きければ大きいほど叶えられることの小さいことをいう。志や願いが大きくても願い通りにはなかなかいかないものだ、という意味。大きな願いを立てながら針ほどの大きさだけが叶えられる、ということから。棒は大きいこと、針は小さい...
「か」

金槌の川流れ(かなづちのかわながれ)

分類ことわざ意味金槌(かなづち)は、川などの水の中で頭の方が沈んでしまい浮かぶことができないものだが、そのように常に他人に対して下積みとなって頭が上がらないことをいう。