「ち」 血で血を洗う(ちでちをあらう) 分類ことわざ意味①親族同士が醜く争うこと。また、仲間同士が惨たらしく争うこと。②悪事には悪事でやり返す。また、暴力には暴力で仕返しをすること。血で汚れた身体を洗うのに、血を用いる、ということから。同類語・同義語血を血で洗う(ちをちであらう)... 2025.03.06 「ち」家族身体
「ち」 血を以て血を洗う(ちをもってちをあらう) 分類ことわざ意味悪に悪で報いればますます関係が悪くなる、という意味。血で血を洗えばますます血まみれになる、ということから。同類語・同義語血で血を洗う(ちでちをあらう) 2025.03.05 「ち」身体
「え」 潁水に耳を洗う(えいすいにみみをあらう) 分類故事意味世俗の事は聞きたくないというたとえ。堯帝(ぎょうてい)から天下を譲るという話を聞いた許由(きょゆう)が、耳が汚れたとして潁水という名前の川で耳を洗った、という故事から。 2025.02.27 「え」自然身体
「て」 木偶も髪形(でくもかみかたち) 分類ことわざ意味外見で中身の価値が決まることをいう。「木偶」は人形のこと。人形でも、髪型を綺麗にすると生きているように見える、ということから。 2025.01.08 「て」身体道具
「わ」 禍は口から(わざわいはくちから) 分類ことわざ意味災難は口から出る言葉によって起こる、という意味。言葉は慎重に使わなければならない、ということ。同類語・同義語 災いは口から 口は禍の門(くちはわざわいのかど) 病は口より入り禍は口より出ず(やまいはくちよりいりわざわいはくち... 2024.11.30 「わ」身体
「ほ」 蒲柳の質(ほりゅうのしつ) 分類ことわざ意味生まれつき身体が弱いこと。ひ弱な体質のこと。「蒲柳」は、カワヤナギ(川柳)のこと。カワヤナギは、秋になると葉が早々と落ちることから。 2024.11.13 「ほ」植物身体
「せ」 赤手を以て江河を障う(せきしゅをもってこうがをささう) 分類ことわざ意味他の力を借りずに、単独で大事業にあたること。また、不可能なこと。「赤手」は素手のこと。「江河」は大きな川、大河のこと。素手で大河の流れを止めようとする、ということから。 2024.10.29 「せ」自然身体
「か」 間髪を入れず(かんぱつをいれず) 分類ことわざ意味間に髪の毛一本を入れる隙間も無く、非常に素早い様子。また、間を置かず、すぐに行動に出ること。同類語・同義語間、髪を容れず(かん、はつをいれず) 2024.10.18 「か」身体
「か」 換骨奪胎(かんこつだったい) 分類ことわざ意味他人の詩や文章の意図や形式をくみ取り、語句や構成を変えて、新たに自分の作品として作ること。骨を取り換え(換骨)、胎児を奪い取る(奪胎)の意味から。 2024.10.17 「か」身体
「か」 汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう) 分類ことわざ意味蔵書の多い状態のこと。書物が多くあること。牛に轢かせると牛が汗をかき、積み上げると家の棟木に届くほど一杯になる書物がある、ということから。同類語・同義語牛に汗し棟に充つ(うしにあせしむねにみつ) 2024.10.16 「か」動物建物身体
「し」 室に怒りて市に色す(しつにいかりていちにいろす) 分類ことわざ意味怒りの心を顔色に表す、という意味。自分の家の中で、家族に対して放った怒りを、市場に出た後までも持ち越してしまう、ということから。 2024.09.27 「し」家族身体
「へ」 屁負比丘尼(へおいびくに) 分類ことわざ意味人の失敗を代わりに負うことをいう。良家の妻女や娘の後について歩いて、放屁(おならをすること)などの恥や過失が主人に起こったときに、身代わりとなってその責を負う役目をした老女のこと。 2024.09.17 「へ」家族身体
「め」 目の上のたん瘤(めのうえのたんこぶ) 分類ことわざ意味地位や実力が自分より上であって、何かと煩わしく活動の邪魔になる人のこと。また、目障りとなる物。目の上にできた瘤(こぶ)は、目障りで邪魔だ、ということから。「目の上」は、目上の人という意味も。 2024.09.05 「め」身体
「め」 目から鼻へ抜ける(めからはなへぬける) 分類ことわざ意味何事にもよく精通し、聡明で機敏なことをいう。また、何事につけ抜け目が無いことをいう。目と鼻とはすぐ側にあり、その目から鼻へ通じるのは極短時間で素早い、ということから。非常に頭の回転が速く物事の判断が早い。また、抜け目が無くす... 2024.08.31 「め」身体
「め」 明眸皓歯(めいぼうこうし) 分類ことわざ意味澄み切った瞳と真っ白な歯を持った美しい女性のこと。「明眸」とは、澄んだ瞳。「皓歯」とは、白く輝く歯のこと。いずれも美人の条件の一つ。美人を形容した言葉。中国の杜甫の詩句から。 2024.08.30 「め」身体
「め」 目糞鼻糞を笑う(めくそはなくそをわらう) 分類ことわざ意味自分の欠点には気づかないで、他人の欠点を取り上げて嘲笑うことをいう。取り柄のない人が、自分のことは棚に上げて他人の無能さを笑うこと。また、軽蔑し合っても似たり寄ったりであること。汚い目糞(目ヤニ)が、同類の鼻糞を汚いといって... 2024.08.28 「め」身体
「し」 地獄耳(じごくみみ) 分類ことわざ意味他人の秘密をすぐ聞き込む人のこと。また、一度聞いたらいつまでも忘れないこと。「地獄」は、人間の行いを残らず聞いているといわれ、人間世界のすべてを素早く聞き取って裁くという、地獄の耳の意味から。 2024.08.22 「し」身体
「り」 綸言汗の如し(りんげんあせのごとし) 分類ことわざ意味一度出された天皇(天子)の言葉は、取り消したり訂正したりできないものだ、という意味。「綸言」は、帝王の言葉のこと。一度体外に排出された汗が二度と身体に戻らないように、皇帝が発した言葉は、取り消しや訂正ができない、ということか... 2024.08.05 「り」身体