「た」 断腸の思い(だんちょうのおもい) 分類ことわざ意味耐えられないほどの辛く悲しい気持ち。はらわたを千切られるほどの悲しみ、辛さのこと。 「断腸」ははらわたが千切られるの意味。 昔中国で、船に捕らえられた子猿を母猿が岸を追いかけ続け、ついには船に追いついた時には死んでいて、腸が... 2024.05.16 「た」乗り物動物身体
「に」 人間至る処青山有り(にんげんいたるところせいざんあり) 分類ことわざ意味生まれ育った故郷だけが骨をうずめる場所ではない。大いに広い世界に出て活躍しなさい、という意味。 「人間」は、「じんかん」が本来の読み方で、世間のこと。「青山」は、墓、墳墓の地の意味。 世の中はどこで死んだとしても骨を埋める場... 2024.05.08 「に」職業身体
「さ」 塞翁が馬(さいおうがうま) 分類故事意味幸いと不幸は互い違いに訪れ、何がどうなるかわからないものだ、という意味。また、人間の運命は、幸福と不幸が絶えず入れ替わるため、何が幸福で何が不幸かわからない、という意味。 「塞」は、砦。「翁」は、男性の老人のこと。 故事 昔、中... 2024.05.07 「さ」動物家族建物戦身体
「む」 胸に釘を打つ(むねにくぎをうつ) 分類ことわざ意味心中の弱点をつかれて苦しいことをいう。 胸に釘を打たれるかのように、心の中の弱点や急所をつかれ、痛みを感じたり、狼狽したりする、ということから。同類語・同義語胸に釘 2024.04.29 「む」身体道具
「み」 緑の黒髪(みどりのくろかみ) 分類ことわざ意味若々しく黒く艶のある美しい髪のこと。 「緑」は、新芽のように若々しい、という意味。同類語・同義語緑の髪(みどりのかみ) 2024.04.28 「み」植物身体
「ね」 寝耳に水(ねみみにみず) 分類ことわざ意味不意の出来事に大変驚くこと。思いがけない出来事にひどく驚く様子。 睡眠中の耳に水を入れられた時にような、ということから。また、寝ている時に水が押し寄せる音を聞く、ということから。同類語・同義語藪から棒(やぶからぼう)藪から棒... 2024.04.24 「ね」自然身体
「ち」 忠言耳に逆らう(ちゅうげんみみにさからう) 分類ことわざ意味人から聞く忠告の言葉は、素直には耳に聞き入れにくい、という意味。 「忠言」は、相手のためを思い真心から諫める言葉。「耳に逆らう」は、聞く人の耳に心地よく響かない、という意味。同類語・同義語良薬は口に苦し(りょうやくはくちにに... 2024.04.06 「ち」身体
「り」 良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし) 分類ことわざ意味人からの忠告を聞くのは辛いが、結局は自分のためになる、という意味。 良い薬は苦くて飲みにくいが、病気には優れた効き目がある、ということから。同類語・同義語忠言耳に逆らう(ちゅうげんみみにさからう)良薬は口に苦し、忠言耳に逆ら... 2024.04.05 「り」身体道具
「り」 両手に花(りょうてにはな) 分類ことわざ意味良いもの、美しいものが同時に二つ手に入り、独り占めすること。 「花」は、美しく華やかなものを意味。両方の手にそれぞれ花がある、ということから。 特に左右にいる女性を独り占めにしたときなどに表現する言葉。 2024.04.04 「り」植物身体
「き」 傷口に塩(きずぐちにしお) 分類ことわざ意味不幸の上にさらに不幸が重なること。また、困難な状態に重ねて厄介なことが降りかかること。 ただでさえ痛い傷口に、塩を塗ってさらに一層痛みが増す、ということから。 2024.04.01 「き」身体食べ物
「き」 北山時雨(きたやましぐれ) 分類ことわざ意味空腹になってきたこと。 お腹が空いてきたことを、しゃれて「北山」という。「時雨」は、調子をつけるためのもので意味はない。 2024.03.31 「き」自然身体
「ぬ」 濡れ手で粟(ぬれてであわ) 分類ことわざ意味余り苦労せずに大きな利益を得ることのたとえ。楽して大儲けをすることをいう。 濡れた手で粟を掴むと、粟がくっついて簡単に沢山の実を取ることができる、ということから。 2024.03.19 「ぬ」商売(ビジネス)植物身体食べ物
「か」 肝胆相照らす(かんたんあいてらす) 分類ことわざ意味互いに心の底から話し合うこと。心の底を打ち明けて理解しあい包み隠さず深く親交することをいう。 「肝胆」は、肝臓と胆嚢のこと。心の奥底、心の中、という意味。「相照らす」は、打ち明け合う、という意味。 2024.03.16 「か」身体
「た」 胆斗の如し(たんとのごとし) 分類ことわざ 意味少しの物事では動じないこと。非常に大胆であること。胆が据わっていること。 「斗」は、お酒を酌む柄杓あるいは一斗升(桝)のこと。胆(きも)の大きさが、一斗升程もある、ということから。 2024.01.17 「た」身体道具食べ物
「た」 大黒柱と腕押し(だいこくばしらとうでおし) 分類 ことわざ 意味 力量の全然比較になるない程の差があることをいう。 大黒柱と腕押しをしてみても、到底勝ち目はない、ということから。 「腕押し」は、腕相撲のこと。 同類語・同義語 大黒柱を蟻がせせる(だいこくばしらをありがせせる) 2024.01.11 「た」建物身体
「り」 竜の髭を撫で虎の尾を踏む(りゅうのひげをなでとらのおをふむ) 分類ことわざ 意味大変危険な状況のこと。また、大きな危険を冒そうとすること。 大変恐ろしい竜の髭を撫でたり、同じく恐ろしい虎の尾っぽを踏むような、大変危険な行動に出ることから。 2023.12.13 「り」動物身体
「こ」 口耳の学(こうじのがく) 分類ことわざ 意味他人から聞いたことを自分自身で咀嚼することなく直ぐに口にして、自分のものになっていない学問のことをいう。 口と耳との間、四寸(約12.12cm)にも満たない学問である、ということから。 同類語・同義語 口耳四寸の学(こうじ... 2023.12.11 「こ」身体
「ほ」 帽子と頭巾(ぼうしとずきん) 分類 ことわざ 意味 大した違いがないこと。似たり寄ったりのことをいう。 帽子と頭巾は、形は多少異なるが、どちらも頭にかぶる点では同じである、ということから。 2023.10.12 「ほ」身体道具
「み」 身は身で通る裸坊主(みはみでとおるはだかぼうず) 分類 ことわざ 意味 賢愚貧富の差はあっても、馬鹿は馬鹿なりに、貧者は貧者なりに暮らしていけるものだ、という意味。 人間は本来無一物・無一文であり、生まれたときも裸であれば死ぬときも裸であるということ。 同類語・同義語 身は身で通る(みはみ... 2023.09.05 「み」身体
「こ」 口角泡を飛ばす(こうかくあわをとばす) 分類 ことわざ 意味 激しく論じたてることをいう。口から唾を飛ばさんばかりに、激しく議論すること。 「口角」は、口の両端のこと。口角から唾の泡を飛ばさんばかりに話す、ということから。 2023.07.06 「こ」身体