「か」 壁に耳(かべにみみ) 分類ことわざ意味壁にまで耳があるような世の中で、何事も世間には聞こえやすいものである、という意味。「壁に耳、石に口」と続けて言う場合もある。同類語・同義語 藪に目(やぶにめ) 壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり) 2022.08.26 「か」建物身体
「や」 藪に目(やぶにめ) 分類ことわざ意味藪にも人間の目が潜んでいるかのように、どこかで誰かが見ているかわからない世の中であって、秘密を隠しにくいこと、秘密が漏れやすいことをいう。同類語・同義語 壁に耳(かべにみみ) 壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじに... 2022.08.25 「や」自然身体
「に」 肉を切らせて骨を切る(にくをきらせてほねをきる) 分類ことわざ意味自分もかなりの痛手を受けながら、相手にそれ以上の痛手を与える。多少の被害を恐れずに捨て身で打ち勝とうとすること。自分の肉が切られる犠牲は覚悟の上で危ない思いをして敵に対し、、相手の骨を切って倒す、ということから。同類語・同義... 2022.08.12 「に」身体
「と」 毒薬変じて薬となる(どくやくへんじてくすりとなる) 分類ことわざ意味こちらの身にとっては害になるものも、使い方ではこちらの利益になるものである、という意味。有害なものが一転して有益なものに変わることがある、ということ。人体に害をもたらす恐ろしい毒薬も使い方によっては薬となるものである、という... 2022.07.17 「と」身体道具
「は」 話半分腹八分(はなしはんぶんはらはちぶ) 分類ことわざ意味話は真実が半分くらいと思え、腹は八分目程度になるように食事をとれ、という意味。話というものは誇張が多いものであるから半分くらいに割り引いて聞いておいた方がよく、食事も腹八分目くらいにした方がよい、ということ。同類語・同義語 ... 2022.07.16 「は」身体食べ物
「き」 金時の火事見舞い(きんときのかじみまい) 分類ことわざ意味顔が真っ赤なこと。おもに酒を飲んだりしたときに顔が赤い様子をいう。顔が赤い金時(金太郎)が火事の見舞いに行ったら、火に照らされてますます赤く見える、ということから。「金時」は源頼光(みなもとのらいこう)の家来である坂田金時(... 2022.07.15 「き」自然身体食べ物
「は」 花の下より鼻の下(はなのしたよりはなのした) 分類ことわざ意味花を観賞するより食べる方が良い、という意味。花の下で花を眺めて風流を楽しむよりも、鼻の下にある口を満足させる方がもっと大切である、ということ。「花の下」は花見のこと。芸術や文化よりも、まずは今の暮らしを立てることが大事である... 2022.07.10 「は」植物身体
「お」 鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ) 分類ことわざ意味情け知らずの冷酷無情の人でも、時には慈悲の情を持つことがある、という意味。冷酷な鬼でさえ、目に涙を浮かべて情け深い行いをすることがある、ということから。 2022.06.28 「お」身体
「ま」 真綿で首を締める(まわたでくびをしめる) 分類ことわざ意味じわじわと遠回しに文句をつけたり、苦しめたりすること。婉曲に人を責め、痛めつけたるすることをいう。「真綿」は蚕の繭から作った柔らかくて丈夫な綿のこと。柔らかいが丈夫で切れないため、これで首を絞められると段々と苦しくなってくる... 2022.06.27 「ま」身体道具
「か」 髪結いの乱れ髪(かみゆいのみだれがみ) 分類ことわざ意味自分自身の仕事が他人だけに向けられ、自分にまでは手が回らないことをいう。髪結いさん(美容師)が、自分の髪は乱れているということから。同類語・同義語 紺屋の白袴(こうやのしろばかま) 医者の不養生(いしゃのふようじょう) 坊主... 2022.06.10 「か」職業身体
「て」 出物腫れ物所嫌わず(でものはれものところきらわず) 分類ことわざ意味おならやおでき等の出物腫れ物は、出る場所や場合に関係なく出るものだ。それらは、好きな時、好きな所に出るものだから、防ぎようがない、という意味。「出物」は、人体から出るもののこと。具体的には、おならや大小便のこと。「腫物」はお... 2022.05.09 「て」身体
「ほ」 仏作って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず) 分類ことわざ意味物事を殆ど完成させているのに、最も大事なことが抜け落ちること。大切な最後の工夫を欠いていることのたとえ。せっかく仏像を彫ったのに肝心な魂や目を入れていない、ということから。同類語・同義語 仏造って魂入れず 仏造りて眼を入れず... 2022.04.11 「ほ」身体道具
「は」 白髪三千丈(はくはつさんぜんじょう) 分類ことわざ意味度重なる心労や悲嘆のために、頭髪が白くなり驚くほど長く伸びてしまった、という意味。誇張された表現、または大げさな表現の例として言われる。李白の詩句より。一丈は約3.1メートルで、三千丈は9300メートル。白髪が長く伸びたこと... 2022.04.08 「は」身体
「せ」 背中に眼はなし(せなかにめはなし) 分類ことわざ意味人は前方のことはよく分かるが、背後のことは知ることができない、ということ。また、前にある物は見えるが背中にある物は見えない、ということから、隠れてする悪事までは気づきようがないことをいう。同類語・同義語 背中に目はなし 2022.04.06 「せ」身体
「ひ」 人の口に戸は立てられぬ 分類ことわざ意味口に戸が立てられれば、人の噂も止められるが、そうはいかず、世間の噂や批評は放っておくしかない、という意味。また、噂はすぐに広まり、広まるのを止めることはできない、という意味も。家の戸を閉めるように、口に戸を立てて閉めることは... 2022.03.12 「ひ」建物身体
「せ」 世間の口に戸は立てられぬ 分類ことわざ意味世間の口はうるさいもので、戸を閉めるようにその口を封ずることはできない、という意味。口に戸を立てられれば、噂話は広がることはないだろうに、という意味から。同類語・同義語 世間の口に戸は立てられない 人の口に戸は立てられぬ 2022.03.11 「せ」建物身体
「し」 十人十色(じゅうにんといろ) 分類ことわざ意味十人寄れば十人とも、各々の考えや好み、性格も違うものである、という意味。人間は十人いれば顔かたちが十種類あって、それぞれ違うように、それぞれの好みや考えも違うものだということ。同類語・同義語 蓼食う虫も好き好き(たでくうむし... 2022.02.24 「し」身体
「き」 聞けば気の毒見れば目の毒 分類ことわざ意味聞けば聞いたで心を悩ませ、見れば見たで心が迷う。見聞するものすべて悩みの種である、という意味。聞くのも見るのもすべては欲望や悩みの原因にならないものはない、ということ。「気の毒」は可哀想という意味では用いられず、心の毒である... 2022.02.19 「き」身体
「か」 眼光紙背に徹す(がんこうしはいにてっす) 分類ことわざ意味書物を読み、文言の意味や解釈だけでなく、その裏に含まれた著者の意図や思想を読み取ることをいう。目の光が紙の裏側まで突き抜けて見通すということから。読解力の鋭い様子をいう。同類語・同義語 眼光紙背に徹る(がんこうしはいにとおる... 2022.02.17 「か」身体道具
「し」 知らぬ顔の半兵衛(しらぬかおのはんべえ) 分類ことわざ意味相手に顔を合わせた時や何かを聞かれた時に、全てを承知していながら何も知らないような顔をしていること。戦国時代、竹中半兵衛が羽柴秀吉の「わが軍の軍師になってくれ」という依頼に対して、知らぬ顔をしていたことから、といわれる。同類... 2022.02.16 「し」戦身体