「し」 死屍に鞭打つ(ししにむちうつ) 分類ことわざ意味死んだ人の悪口を言ったり責任を追及したりすることをいう。報復的に死者に向かって悪口や雑言を浴びせること。春秋戦国時代に、伍子胥(ごししょ)という者が、楚の都に攻め入ったとき、かねて恨みに思っていた楚の昭王を捜したが見つからず... 2022.01.26 「し」身体道具
「し」 獅子身中の虫(しししんちゅうのむし) 分類ことわざ意味仲間の一人であるのに、内部から災いをもたらす者のこと。仏教徒で仏の恩を受けながら、仏教に害を与える人のことをいう。仏教の経典からの言葉。「獅子」はライオンで、その体内に住む虫が、内部から食い荒らして害を与える、という意味。同... 2022.01.23 「し」動物身体
「し」 歯牙にもかけない(しがにもかけない) 分類ことわざ意味論ずるに及ばないこと。問題にする必要ないこと。「歯牙」は歯、転じて口先。歯を使う必要のないことから、取り立てて言うほどのことでもない、という意味。同類語・同義語 歯牙の間に置くに足らず(しがのあいだにおくにたらず) 歯牙にか... 2022.01.19 「し」身体
「か」 渇しても盗泉の水を飲まず(かっしてもとうせんのみずをのまず) 分類ことわざ意味どんなに苦しく困っていようとも、不正なことはしない、という意味。孔子が山東省の泗水の「盗泉」という泉の傍を通りかかったときに、喉が渇いていたが名前の悪さからその泉の水を飲まなかったという故事から。清廉潔白な人間は、たとえ自分... 2022.01.01 「か」自然身体
「さ」 三十振袖四十島田(さんじゅうふりそでしじゅうしまだ) 分類ことわざ意味その時期でもない年齢になった女性が、なお化粧をすること。女性が年齢不相応に若い服装や化粧をすることをいう。三十歳で振袖の着物を着て、四十歳で島田の髪を結う、ということから。水商売の女性などの若作りを馬鹿にしていう。 2021.12.29 「さ」職業身体道具
「さ」 囁き千里(ささやきせんり) 分類ことわざ意味耳から耳へそっと囁いた秘密のことは、千里先まで知れ渡る、ということから、人に聞かれたくないことは、かえってすぐに知られてしまうことをいう。内緒のつもりでする話ほど、遠くまで届いてしまう、という意味。同類語・同義語 囁き八丁 2021.12.13 「さ」身体身振り
「さ」 酒は百毒の長(さけはひゃくどくのちょう) 分類ことわざ意味人間の身体に有毒で有害なものは沢山あるが、酒は中でも最大の毒物である、という意味。対義語・反対語 酒は百薬の長 2021.12.07 「さ」身体食べ物
「あ」 秋茄子嫁に食わすな(あきなすびよめにくわすな) 分類ことわざ意味秋に収穫する茄子は味が良いから、嫁には勿体無いので食べさせるな、という意味。または、秋茄子は身体を冷やして毒なので、嫁に食べさせるなという逆の意味も。一つ目は、姑が嫁に意地悪をする様子(嫁いびり)をいう。二つ目は、嫁を大事に... 2021.11.17 「あ」家族身体食べ物
「ひ」 百足の虫は死して僵れず(ひゃくそくのむしはししてたおれず) 分類ことわざ意味助ける者が多いと、容易に滅びないことをいう。百足とはムカデのこと。ムカデは足が多いので、死んでも、横に倒れたり仰向けになったりすることはない、という意味から。多い足が助け手となって、なかなか滅びないで済むということ。同類語・... 2021.11.12 「ひ」動物身体
「ほ」 骨折り損のくたびれ儲け(ほねおりぞんのくたびれもうけ) 分類ことわざ意味苦労するだけで一銭にもならず、疲労だけが残ること。苦労ばかりで得るものが無いこと。また、苦労のし甲斐がないことをいう。骨折りをしただけ損、儲けることができたのはくたびれただけ、という意味から。同類語・同義語 犬の尾を食うて回... 2021.11.06 「ほ」身体
「へ」 屁を放って尻すぼめる(へをひってしりすぼめる) 分類ことわざ意味尻をすぼめれば屁(おなら)を放ったことが隠せると思ってでもいるかのように、何かしくじった後で慌ててそのことを隠そうと取り繕うとすること。また、何かしでかした後で慌てて隠そうとしても間に合わない様子をいう。「尻すぼめる」とは、... 2021.10.29 「へ」身体身振り
「ふ」 刎頸の交わり(ふんけいのまじわり) 分類ことわざ意味生死を共にし、たとえ首を刎ねられても悔いない程に深い交際のことをいう。その人のためなら命をかけても良いというほどの親密な友達関係。「刎頸」とは、首を切り落とすこと。相手のために自分の首を切り落とすことになっても後悔しないほど... 2021.10.23 「ふ」身体
「よ」 葦の髄から天井覗く(よしのずいからてんじょうのぞく) 分類ことわざ意味自分のごく限られた知識で、広い世界の全体を知っているかのように思い込み勝手な判断をしてしまうこと。葦は細い草で、その茎の細い管を通して天井の一部分を覗き、天井全部が分かったような思い込みをする、ということから。同類語・同義語... 2021.10.02 「よ」建物植物身体
「か」 金槌の川流れ(かなづちのかわながれ) 分類ことわざ意味金槌(かなづち)は、川などの水の中で頭の方が沈んでしまい浮かぶことができないものだが、そのように常に他人に対して下積みとなって頭が上がらないことをいう。 2021.09.17 「か」自然身体道具
「ろ」 六十にして耳順う(ろくじゅうにしてみみしたがう) 分類ことわざ意味六十歳になったら人の言うことを素直に聞くことができるようになった、という意味。『論語』の言葉。孔子が人生を振り返って述べた言葉。同類語・同義語 耳順 2021.09.09 「ろ」人生身体
「や」 病膏肓に入る(やまいこうこうにいる) 分類ことわざ意味病状が悪化して病気が治る見込みが無くなること。また、あることに物事に憑かれたように熱中し過ぎてしまいその状態から抜けられず手も付けらないことをいう。「膏」は、心臓の下。「肓」は、胸部と腹部の間の薄い膜で、いずれも治療をしにく... 2021.08.28 「や」身体
「さ」 三寸の舌に五尺の身を亡ぼす(さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす) 分類ことわざ意味不用意な言葉のために禍を招くこと。しゃべり過ぎや失言等によって身を滅ぼすことが多いことをいう。同類語・同義語 病は口から入り禍は口から出る 口は禍の元 口は禍の門 口と財布は締めるが得 2021.08.27 「さ」身体