窮鳥懐に入れば猟師も殺さず(きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず)

窮鳥懐に入れば猟師も殺さず(きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず) 「き」

分類

ことわざ

意味

人が困って助け・救いを求めてきたときは、どんな事情があっても助けてあげることが人情の常である、という意味。
猟師は鳥を捕獲することを仕事とするものだが、その猟師でも、追い詰められて逃げ場を失った鳥が自分を頼みにして逃げ込んでくれば、情けをかけて、その鳥を捕まえたり殺したりすることはしない、ということから。
「窮鳥」とは、追い詰められて逃げ場のない鳥。そんな鳥が自分の懐の中に飛び込んできたときには、猟師もこれを殺生せずに逃がしてやる、という意味から。

同類語・同義語

  • 窮鳥入懐
  • 窮鳥懐に入る時狩人も殺さず
  • 窮鳥懐に入る時は猟師も之を捕らず

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