「う」 魚心あれば水心あり(うおごころあればみずごころあり) 分類ことわざ意味自分が好意を持てば相手も好意を持つものだ、という意味。また、相手次第で当方もそれに応じる用意がある、という意味。多くは男女の間のことについていう。魚に水と親しむ心があれば、水も魚に応ずる心を持つということから。本来、「魚、心... 2022.06.24 「う」自然
「み」 水心あれば魚心あり(みずごころあればうおごころあり) 分類ことわざ意味相手がこちらに好意を示すなら、こちらも相手に好意を示すものだ、という意味。水に心(好意)があれば、魚もまた心を持つ、ということから。先方の出方次第でこちらの態度も決まるということ。同類語・同義語 水心あれば魚心 魚心あれば水... 2022.06.23 「み」
「も」 門前の小僧習わぬ経を読む(もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ) 分類ことわざ意味いつも身近で見聞きしている物事は、習わなくても自然に覚え込んでしまうものだ、という意味。また、身近に接していて感化を受けることをいう。寺の門の近くに住む子供は、毎朝毎晩お坊さんのお経を聞いているので、正式に習わなくてもいつの... 2022.06.22 「も」建物職業
「ひ」 人は一代名は末代(ひとはいちだいなはまつだい) 分類ことわざ意味人の命は死ねばなくなるが、その名前は良くも悪くも永く人々の記憶に残るものであるから、立派なことで名が残るようにしなさい、という意味。現世の栄華よりも後世に残る名が大切である、ということ。「一代」は、生まれてから死ぬまで。「末... 2022.06.21 「ひ」人生
「お」 親が死んでも食休み(おやがしんでもじきやすみ) 分類ことわざ意味どんなことが起こっても、食事の後は休んだ方が良い、という意味。たとえ親が死んでも食後の休憩・休息は必要だ、ということから。 2022.06.20 「お」家族
「お」 驕る平家は久しからず(おごるへいけはひさしからず) 分類ことわざ意味栄耀栄華を極め心が奢ってわがままな行動をする者は、永くその地位を保っていくことができず滅びるものである、という意味。『平家物語』の冒頭にある「驕れる人も久しからず・・・」からの言葉。天下を握って栄えた平家も、たちまち源氏に滅... 2022.06.17 「お」戦
「や」 山に蛤を求む(やまにはまぐりをもとむ) 分類ことわざ意味不可能なことのたとえ。海にしかいない蛤(ハマグリ)を山に獲りに行ってもあるはずがない、ということから、方法を間違えれば何をしようとしても実行不可能なことをいう。同類語・同義語 木に縁りて魚を求む(きによりてうおをもとむ) 畑... 2022.06.16 「や」動物自然
「は」 這えば立て立てば歩めの親心(はえばたてたてばあゆめのおやごころ) 分類ことわざ意味子供が生まれて這うようになれば早く立つことを願い、やっと立つようになれば早く歩くようになることを願うのが親心というものである、という意味。そのような親心を川柳の形で表したもの。子供の成長を心から願っている親の気持ちを表現した... 2022.06.15 「は」家族
「て」 天真爛漫(てんしんらんまん) 分類ことわざ意味行いや言葉に飾ったところがなく、ありのままで明るい様子をいう。「天真」は、生まれたままで無邪気なこと。「爛漫」は、気質が中から溢れ出て、はっきりと現れること。同類語・同義語 天衣無縫(てんいむほう) 2022.06.14 「て」身振り
「て」 天衣無縫(てんいむほう) 分類ことわざ意味文章・詩歌・絵画等の芸術作品が、技巧を感じさせずにごく自然に出来上がっており完璧で完全な美しさのこと。また、人間の性質が汚れなく美しいこと、人柄や動作等が無邪気で飾り気がないことをいう。中国の口伝で、美しい天人の衣装は針や糸... 2022.06.13 「て」身振り道具
「も」 餅は餅屋(もちはもちや) 分類ことわざ意味全ての物事にはそれぞれ専門家がいるので、その人に任せるのが最も良い、という意味。どんなことでもその道の専門家というものがいるものであるから、知ったかぶりせずにやはりその人物に任せるべきだ、ということ。餅はやはり専門の餅屋が搗... 2022.06.12 「も」職業食べ物
「け」 兄たり難く弟たり難し(けいたりがたくていたりがたし) 分類ことわざ意味双方優劣の差がつけにくいこと。どちらが優れているか見分けがつかないことをいう。漢の時代に陳元方の子長文と、陳李方の子で孝先という者がおり、彼らは各々の父の功徳を論じたが決めることができないで祖父陳寔に尋ねたところ、陳寔は「元... 2022.06.11 「け」家族
「か」 髪結いの乱れ髪(かみゆいのみだれがみ) 分類ことわざ意味自分自身の仕事が他人だけに向けられ、自分にまでは手が回らないことをいう。髪結いさん(美容師)が、自分の髪は乱れているということから。同類語・同義語 紺屋の白袴(こうやのしろばかま) 医者の不養生(いしゃのふようじょう) 坊主... 2022.06.10 「か」職業身体
「ほ」 坊主の不信心(ぼうずのふしんじん) 分類ことわざ意味人には立派なことを諭しながら、自分自身ではそれに反することをしていることをいう。「不信心」とは、信じる心の無いこと。人には仏の道を説きながら、不信心なことをしているお坊さんのことから。同類語・同義語 紺屋の白袴(こうやのしろ... 2022.06.09 「ほ」職業
「い」 医者の不養生(いしゃのふようじょう) 分類ことわざ意味他人には立派に教えを諭しながら、自分ではそれを実行しないことをいう。患者には健康に注意し養生を説く医者が、自分自身は意外に不摂生なことから。同類語・同義語 紺屋の白袴(こうやのしろばかま) 坊主の不信心(ぼうずのふしんじん)... 2022.06.08 「い」職業
「こ」 紺屋の白袴(こうやのしろばかま) 分類ことわざ意味他人のことで忙しく、自分のことには手が回らないこと。また、いつでもできると思っていて、結局はやらずにいること。身に付けた専門技術が他人のために使われ、自分自身のためには使われないことのたとえ。紺屋とは、染物屋のこと。布を染め... 2022.06.07 「こ」職業道具
「こ」 尽く書を信ずれば書なきに如かず(ことごとくしょをしんずればしょなきにしかず) 分類ことわざ意味書物に書いてあることがすべて正しいという訳ではない。書物に書かれていることを全部信用してしまうくらいなら、書物は無い方がましで読まない方が良い、という意味。自分の判断力を生かして読書をせよ、ということ。 2022.06.05 「こ」道具
「す」 寸鉄人を刺す(すんてつひとをさす) 分類ことわざ意味短いが鋭く的確な警句が、相手の急所を突くことになることのたとえ。短いが深い意味を持つ言葉が人の心に強い感銘を与える、という意味も。短く小さい刃物(寸鉄)でも、急所を刺せば人を殺すことができる、ということから。同類語・同義語 ... 2022.06.04 「す」道具
「き」 木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ) 分類ことわざ意味しっくりとせず不調和なこと。また、物事の筋が通らないことをすることや、釣り合いが取れないことをいう。木と竹のように、まったく性質の違うものをつなぎ合わせることから、調和しないことのたとえ。 2022.06.03 「き」植物