「に」 人間至る処青山有り(にんげんいたるところせいざんあり) 分類ことわざ意味生まれ育った故郷だけが骨をうずめる場所ではない。大いに広い世界に出て活躍しなさい、という意味。「人間」は、「じんかん」が本来の読み方で、世間のこと。「青山」は、墓、墳墓の地の意味。世の中はどこで死んだとしても骨を埋める場所は... 2024.05.08 「に」職業身体
「さ」 塞翁が馬(さいおうがうま) 分類故事意味幸いと不幸は互い違いに訪れ、何がどうなるかわからないものだ、という意味。また、人間の運命は、幸福と不幸が絶えず入れ替わるため、何が幸福で何が不幸かわからない、という意味。「塞」は、砦。「翁」は、男性の老人のこと。故事昔、中国北方... 2024.05.07 「さ」動物家族建物戦身体
「む」 胸に釘を打つ(むねにくぎをうつ) 分類ことわざ意味心中の弱点をつかれて苦しいことをいう。胸に釘を打たれるかのように、心の中の弱点や急所をつかれ、痛みを感じたり、狼狽したりする、ということから。同類語・同義語胸に釘 2024.04.29 「む」身体道具
「み」 緑の黒髪(みどりのくろかみ) 分類ことわざ意味若々しく黒く艶のある美しい髪のこと。「緑」は、新芽のように若々しい、という意味。同類語・同義語緑の髪(みどりのかみ) 2024.04.28 「み」植物身体
「み」 港口で難船(みなとぐちでなんせん) 分類ことわざ意味物事がまさに成就しようとするときに頓挫してしまうこと。港に船が入港しようとしたときに難破してしまう、ということから。 2024.04.27 「み」乗り物建物
「み」 源清ければ流れ清し(みなもときよければながれきよし) 分類ことわざ意味根本が正しい時はその結果も良い、ということをたとえた言葉。どんなことでも根本が正しければその結末もまた正しいものである、という意味。水源が清く澄んでいる川は、その下流もまた清く澄んでいるはずである、ということから。 2024.04.26 「み」自然
「や」 藪から棒(やぶからぼう) 分類ことわざ意味前触れもなく、突然である様子。出し抜けにすること。思いがけないこと。唐突なこと。薮から急に棒を突き出すとびっくりする、ということから。同類語・同義語藪から棒を突き出す(やぶからぼうをつきだす)寝耳に水(ねみみにみず)窓から槍... 2024.04.25 「や」自然道具
「ね」 寝耳に水(ねみみにみず) 分類ことわざ意味不意の出来事に大変驚くこと。思いがけない出来事にひどく驚く様子。睡眠中の耳に水を入れられた時にような、ということから。また、寝ている時に水が押し寄せる音を聞く、ということから。同類語・同義語藪から棒(やぶからぼう)藪から棒を... 2024.04.24 「ね」自然身体
「の」 能書は筆を択ばず(のうしょはふでをえらばず) 分類ことわざ意味技芸に秀でた者は、器具・道具を選り好みしないでも、よくその才能を発揮することができる、という意味。書を嗜む者は、筆の良否を問わず、どんな筆でも上手に書くものである、ということから。 2024.04.23 「の」道具
「の」 登り大名降り乞食(のぼりだいみょうくだりこじき) 分類ことわざ意味旅行の行きには大名のように豪奢に行くが、帰りは金銭を使い果たして乞食のように困窮して帰ってくる、という意味。同類語・同義語行き大名の帰り乞食(ゆきだいみょうのかえりこじき) 2024.04.22 「の」
「い」 犬は三日の恩を三年忘れず、猫は三年の恩を三日で忘る(いぬはみっかのおんをさんねんわすれず、ねこはさんねんのおんをみっかでわする) 分類ことわざ意味犬は飼い主によく従い仕えるが、猫はそうでもない、ということ。犬と猫の性質の違いを表現した言葉。関連語 2024.04.19 「い」動物
「い」 犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ(いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ) 分類ことわざ意味恩を忘れるような人間は犬にも劣るため、恩を忘れるな、という戒めの言葉。犬は三日も飼えば、主人への恩を忘れない、ということから。同類語・同義語犬猫も三日飼えば恩を忘れず(いぬねこもみっかかえばおんをわすれず)関連語 2024.04.18 「い」動物
「い」 犬の遠吠え(いぬのとおぼえ) 分類ことわざ意味臆病な人が他人のいない場所で虚勢を張ったり、他人を攻撃することのたとえ。また、実力のない者が、陰で人の悪口を言ったり、批評をしたりすることのたとえ。弱い犬は、安全な場所から相手に吠え掛かるだけで敵には近寄らない、ということか... 2024.04.17 「い」動物
「い」 意馬心猿(いばしんえん) 分類ことわざ意味駆ける馬や騒ぎまわる猿を抑えて静めることが困難なのと同様に、一旦起こった人の欲情や煩悩を抑えることは簡単ではない、という意味。 2024.04.16 「い」動物
「ち」 近惚れの早飽き(ちかぼれのはやあき) 分類ことわざ意味何でもすぐに惚れてしまう性質の者は、また何でもすぐに飽きてしまう性質を持っているものだ、という意味。同類語・同義語あきやすのすきやす近惚れの早厭 2024.04.07 「ち」
「ち」 忠言耳に逆らう(ちゅうげんみみにさからう) 分類ことわざ意味人から聞く忠告の言葉は、素直には耳に聞き入れにくい、という意味。「忠言」は、相手のためを思い真心から諫める言葉。「耳に逆らう」は、聞く人の耳に心地よく響かない、という意味。同類語・同義語良薬は口に苦し(りょうやくはくちににが... 2024.04.06 「ち」身体
「り」 良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし) 分類ことわざ意味人からの忠告を聞くのは辛いが、結局は自分のためになる、という意味。良い薬は苦くて飲みにくいが、病気には優れた効き目がある、ということから。同類語・同義語忠言耳に逆らう(ちゅうげんみみにさからう)良薬は口に苦し、忠言耳に逆らう 2024.04.05 「り」身体道具
「り」 両手に花(りょうてにはな) 分類ことわざ意味良いもの、美しいものが同時に二つ手に入り、独り占めすること。「花」は、美しく華やかなものを意味。両方の手にそれぞれ花がある、ということから。特に左右にいる女性を独り占めにしたときなどに表現する言葉。 2024.04.04 「り」植物身体
「き」 傷口に塩(きずぐちにしお) 分類ことわざ意味不幸の上にさらに不幸が重なること。また、困難な状態に重ねて厄介なことが降りかかること。ただでさえ痛い傷口に、塩を塗ってさらに一層痛みが増す、ということから。 2024.04.01 「き」身体食べ物
「き」 北山時雨(きたやましぐれ) 分類ことわざ意味空腹になってきたこと。お腹が空いてきたことを、しゃれて「北山」という。「時雨」は、調子をつけるためのもので意味はない。 2024.03.31 「き」自然身体