愛情

「つ」

杖を挙げて犬を呼ぶ(つえをあげていぬをよぶ)

分類ことわざ意味人に危害を与えるような下心があれば、親しみや愛情を持った人が言葉をかけても寄り付かない、という意味。杖を振り上げて犬を呼んでも、犬は近寄ってこない、ということから。害心あれば親愛の言でも寄りつかない、ということ。
「ふ」

父母の恩は山よりも高く海よりも深し

分類ことわざ意味父や母の恩は、比べ物のないほど大きい、という意味。両親の愛情をたとえた言葉。
「こ」

子は鎹(こはかすがい)

分類ことわざ意味夫婦の間柄というものは、たとえ仲違いしても、子供への愛から辛抱してしまうものだ、という意味。「鎹(かすがい)」は、コの字型の大釘。鎹が材木を繋ぎとめるように、子供への愛情は、夫婦の仲を繋ぎとめるものである、ということ。
「こ」

子故の闇に迷う(こゆえのやみにまよう)

分類ことわざ意味子供を溺愛するあまりに、親は闇夜に道に迷った者のように、子供への愛情にひかされてあれこれ分別も忘れて思い迷い正常な判断ができなくなることをいう。同類語・同義語 子故に迷う親心