「か」 彼を知り己を知れば百戦殆からず(かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず) 分類ことわざ意味味方と敵の情勢によく通じていれば、何度戦っても負けるようなことはない、という意味。ここでの「彼」は、戦う相手のこと。「己」は自分のこと。「百戦殆からず」は、百回戦っても負けない、という意味。中国の兵法書『孫子』から。 2025.01.16 「か」戦
「ひ」 氷炭相容れず(ひょうたんあいいれず) 分類ことわざ意味性質が正反対で一致しないこと。「氷炭」のは、氷と炭の意味。冷たい氷と熱せられた炭は、お互いに相手を受け入れられない、ということから。 2023.04.28 「ひ」自然道具
「ち」 茶碗を投げれば綿で抱えよ(ちゃわんをなげればわたでかかえよ) 分類ことわざ意味相手が強く出てきたら柔らかく受けた方が、かえって相手に勝る方法となる、という意味。立腹した相手が、茶碗を投げつけてきたようなときには、真綿でそっと割れないように受け止めるのが良い方法である、ということから。同類語・同義語 茶... 2023.03.28 「ち」道具
「な」 情けに刃向かう刃なし(なさけにはむかうやいばなし) 分類ことわざ意味どんなに悪人でも、情をかけてくれた相手には、刃向かうことができない、という意味。慈愛の心に対しては、向かう刃の無い程、反抗しようの無いものである、ということから。同類語・同義語 仁者は敵なし(じんしゃはてきなし) 2022.10.24 「な」道具
「う」 魚心あれば水心あり(うおごころあればみずごころあり) 分類ことわざ意味自分が好意を持てば相手も好意を持つものだ、という意味。また、相手次第で当方もそれに応じる用意がある、という意味。多くは男女の間のことについていう。魚に水と親しむ心があれば、水も魚に応ずる心を持つということから。本来、「魚、心... 2022.06.24 「う」自然
「す」 寸鉄人を刺す(すんてつひとをさす) 分類ことわざ意味短いが鋭く的確な警句が、相手の急所を突くことになることのたとえ。短いが深い意味を持つ言葉が人の心に強い感銘を与える、という意味も。短く小さい刃物(寸鉄)でも、急所を刺せば人を殺すことができる、ということから。同類語・同義語 ... 2022.06.04 「す」道具
「の」 暖簾に腕押し(のれんにうでおし) 分類ことわざ意味力を入れても少しも手応えがないこと、また、張り合いのないことを言う。店の入り口に吊るした暖簾を力いっぱい押しても手応えがないことから、相手がいい加減で張り合いもなく頼りないこと、という意味。少しも手応えのないことのたとえ。同... 2022.03.02 「の」商売(ビジネス)
「し」 知らぬ顔の半兵衛(しらぬかおのはんべえ) 分類ことわざ意味相手に顔を合わせた時や何かを聞かれた時に、全てを承知していながら何も知らないような顔をしていること。戦国時代、竹中半兵衛が羽柴秀吉の「わが軍の軍師になってくれ」という依頼に対して、知らぬ顔をしていたことから、といわれる。同類... 2022.02.16 「し」戦身体
「さ」 先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす) 分類ことわざ意味他の人よりも先に実行した方が、有利な立場に立つことができる、という意味。先手は相手を制圧することに通じる、ということ。また、人に先立って物事を行えば、人の機先を制すことができる、という意味。「制す」は抑えつける、制圧する、と... 2021.12.01 「さ」戦
「ふ」 刎頸の交わり(ふんけいのまじわり) 分類ことわざ意味生死を共にし、たとえ首を刎ねられても悔いない程に深い交際のことをいう。その人のためなら命をかけても良いというほどの親密な友達関係。「刎頸」とは、首を切り落とすこと。相手のために自分の首を切り落とすことになっても後悔しないほど... 2021.10.23 「ふ」身体
「わ」 破れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた) 分類ことわざ意味どんな人でもまずまずそれぞれ似合った相手というものが見つかるものだ、という意味。似通った者同士が相応することをいう。割れ目の入った壊れかけた鍋でも、それに相応しい綴じ蓋くらいはあるものだ、ということから。粗末なものは粗末なも... 2021.10.06 「わ」道具