「て」 寺の隣に鬼が棲む(てらのとなりにもおにがすむ) 分類ことわざ意味慈悲深い人の近くにも恐ろしい心を持った人が住むものである、という意味。世の中は善人と悪人が混じり合っているものである、ということ。慈悲深い仏を祭る寺の近く(隣)に鬼が棲むものだ、ということから。同類語・同義語 寺の隣に鬼が住... 2023.07.13 「て」建物
「け」 刑は刑無きに期す(けいはけいなきにきす) 分類ことわざ意味刑罰を与えるのは、刑罰を無くすためである。悪人がいなくなれば刑罰も要らなくなる。悪人を懲らしめるために刑罰を執行するのであって、本当は刑罰のない世界にしたい、ということ。 2023.05.26 「け」
「ぬ」 盗人にも三分の理(ぬすびとにもさんぶのり) 分類ことわざ意味どんなことにも理屈をつけようと思えばつけられるものだ、という意味。理屈をつけようと思えばどんなことにも理屈はつく、ということ。泥棒のような悪人にも、盗みをするだけの相応な理由があるものだ、ということから。同類語・同義語 盗人... 2023.05.12 「ぬ」職業
「せ」 清濁併せ吞む(せいだくあわせのむ) 分類ことわざ意味度量が大きく心が広いことをいう。広い心を持って、付き合う人は善人も悪人も区別しないで全てを受け入れる。きれいな水(清流)と濁った水(濁流)である「清濁」を受け入れる(飲み込む)海のように、気に入った人だけでなく嫌な人、嫌いな... 2023.04.19 「せ」自然
「と」 毒を以て毒を制す(どくをもってどくをせいす) 分類ことわざ意味悪人や悪事を抑えるために、他の悪人や悪事を使うことをいう。毒に当たった人に対して別の毒薬を使って治療をすることから。毒で毒を制御する、ということから。ここでの毒は、社会的な毒の意味で、悪一般を指す。悪を使って社会悪を取り除く... 2022.12.20 「と」道具
「な」 情けに刃向かう刃なし(なさけにはむかうやいばなし) 分類ことわざ意味どんなに悪人でも、情をかけてくれた相手には、刃向かうことができない、という意味。慈愛の心に対しては、向かう刃の無い程、反抗しようの無いものである、ということから。同類語・同義語 仁者は敵なし(じんしゃはてきなし) 2022.10.24 「な」道具
「て」 天網恢々疎にして漏らさず(てんもうかいかいにしてもらさず) 分類ことわざ意味悪いことをした者は、必ず天罰を受ける、という意味。悪人を懲らしめるために張り巡らされた天の法の網は、目が粗いようだが決して悪事を逃げ漏らすことはなく捕らえる、ということから。「天網」は、天が張り巡らす網のこと。「恢々(恢恢)... 2021.08.07 「て」道具
「せ」 善悪は友による(ぜんあくはともによる) 分類ことわざ意味人が善人となるのも、悪人となるのも、皆その友人の影響によるものである、という意味。選ぶ友人の良し悪しで、人は善人にも悪人にもなるものである、ということ。同類語・同義語 善悪は友を見よ 2021.07.16 「せ」