「も」

門前雀羅を張る(もんぜんじゃくらをはる)

分類ことわざ意味訪れて来る人もなく寂しい様子。門の前に雀(スズメ)を捕獲する網(羅)を張る、ということから。
「て」

天網恢々疎にして漏らさず(てんもうかいかいにしてもらさず)

分類ことわざ意味悪いことをした者は、必ず天罰を受ける、という意味。悪人を懲らしめるために張り巡らされた天の法の網は、目が粗いようだが決して悪事を逃げ漏らすことはなく捕らえる、ということから。「天網」は、天が張り巡らす網のこと。「恢々(恢恢)...
「あ」

網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)

分類ことわざ意味網が荒いと、舟を呑む(丸吞みをする)ような大きな魚を捕まえることができず逃がしてしまうことから、法律が大まかなために大罪人を捕らえることができない、という意味。また、大罪人が、たくみに法の網をくぐることで、法律の力で制するこ...
「あ」

阿漕が浦に引く網(あこぎがうらにひくあみ)

分類ことわざ意味阿漕が浦は、三重県津市付近の海岸。「伊勢の海阿漕が浦に引く網も度重なれば人もこそ知れ」という古歌からきた言葉で、隠し事も幾度か重なると、おのずと人に知られてしまう、という意味。阿漕が浦は元々は伊勢神宮に供えるための禁漁区で、...