「せ」

赤手を以て江河を障う(せきしゅをもってこうがをささう)

分類ことわざ意味他の力を借りずに、単独で大事業にあたること。また、不可能なこと。 「赤手」は素手のこと。「江河」は大きな川、大河のこと。素手で大河の流れを止めようとする、ということから。
「と」

虎に翼(とらにつばさ)

分類ことわざ意味猛威を振るう者に、なお一層の力を添えることをたとえた言葉。 猛獣である虎は、それだけでも非常に強いのに、その上になお翼を与える、ということから。
「お」

老い木に花咲く(おいきにはなさく)

分類 ことわざ 意味 衰えてしまったものが再び盛んになることをたとえた言葉。また、一度弱まったものが再び力を取り戻してくることをいう。 年を取った木に花が咲く、ということから。 同類語・同義語 老木に花の咲く 老い木に花 老い木に花が咲く ...
「み」

見かけばかりの空大名(みかけばかりのからだいみょう)

分類 ことわざ 意味 見た目は良くても財布の中が空っぽなこと、または、外見やうわべは立派で豪華であるがその内実は貧弱ではみすぼらしいことをいう。 「空大名」は、名前だけで力がない大名のこと。
「て」

天は自ら助くる者を助く(てんはみずからたすくるものをたすく)

分類 ことわざ 意味 天を主宰する神は、他人の力に頼ることなく自分自身の力で努力をして事に当たる人に幸福をもたらすものである、という意味。 アメリカの政治家・科学者、ベンジャミン・フランクリンの言葉。または、イギリスの作家、サミュエル・スマ...
「の」

暖簾に腕押し(のれんにうでおし)

分類 ことわざ 意味 力を入れても少しも手応えがないこと、また、張り合いのないことを言う。 店の入り口に吊るした暖簾を力いっぱい押しても手応えがないことから、相手がいい加減で張り合いもなく頼りないこと、という意味。少しも手応えのないことのた...
「か」

金が物を言う

分類 ことわざ 意味 お金の力で大抵のことは解決するものだ、という意味。 「物を言う」は、役に立つや力となる、という意味で用いられる。 世の中のことは万事お金で片が付くという皮肉めいた表現。 同類語・同義語 地獄の沙汰も金次第(じごくのさた...
「し」

鹿を追う者は兎を顧みず(しかをおうものはうさぎをかえりみず)

分類 ことわざ 意味 大きな利益を目的としている者は、ひたすらにその目的に向かって力を注いで、小さな利益については問題にしていない、という意味。 鹿を捕ろうとして追っている者は、途中で兎(ウサギ)が出てきても、そんなものは相手にしないという...
「な」

鳴かず飛ばず

分類 ことわざ 意味 長い間、何の活躍もせずに力を蓄えてじっとしていること。良い機会が到来するまで、じっと待っていること。また、何もできずに不遇なことをいう。 昔中国で、新しく王位に就いて三年間何もしない王を窘めようとして、「この城の庭に、...
「し」

小の虫を殺して大の虫を助ける(しょうのむしをころしてだいのむしをたすける)

分類 ことわざ 意味 比較的小さいと思われる方のものを犠牲にして、大きい方を助ける、ということから、大きな事業を成功させるためには、小さく重要でない物事を犠牲にすること。全体を生かすためには一部が犠牲になってもやむを得ない、という意味。 ま...
「あ」

網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)

分類 ことわざ 意味 網が荒いと、舟を呑む(丸吞みをする)ような大きな魚を捕まえることができず逃がしてしまうことから、法律が大まかなために大罪人を捕らえることができない、という意味。 また、大罪人が、たくみに法の網をくぐることで、法律の力で...
「り」

両雄並び立たず(りょうゆうならびたたず)

分類 ことわざ 意味 力の等しい二人の英雄がいると、必ず争うようになってどちらか一方が負けるものであり、共に立つことはできない、という意味。 『史記』にある言葉。 同類語・同義語 両雄並びに立たず
「こ」

ごまめの歯軋り(ごまめのはぎしり)

ことわざのなかの「ごまめの歯軋り(ごまめのはぎしり)」の意味を記載したページです。「ごまめの歯軋り」と同じ意味のことわざも紹介しています。