犠牲

「み」

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ(みをすててこそうかぶせもあれ)

分類 ことわざ 意味 大変な困難に直面した時は、自分の身を犠牲にするほど、また、命を捨てるほどの決心で頑張ってこそ、はじめて活路が見出せるものだ、という意味。また、我欲を捨ててこそ安泰にもなり得る、という意味も。 水に溺れた時は、死んだつも...
「た」

大義親を滅す(たいぎしんをめっす)

分類 ことわざ 意味 君臣の大義を全うするために親子の親しみを犠牲にする、という意味。 国家や君主に対する忠義のためならば、肉親の情をも犠牲にする姿勢をいう。
「に」

肉を切らせて骨を切る(にくをきらせてほねをきる)

分類 ことわざ 意味 自分もかなりの痛手を受けながら、相手にそれ以上の痛手を与える。多少の被害を恐れずに捨て身で打ち勝とうとすること。 自分の肉が切られる犠牲は覚悟の上で危ない思いをして敵に対し、、相手の骨を切って倒す、ということから。 同...
「た」

大の虫を生かして小の虫を殺す(だいのむしをいかしてしょうのむしをころす)

分類 ことわざ 意味 やむを得ない時には大事な物事を守るため、小さな物事を犠牲にするもの仕方がない、という意味。 同類語・同義語 大の虫を生かす 小を捨てて大に就く 小の虫を殺して大の虫を助ける 大事の前の小事
「し」

小の虫を殺して大の虫を助ける(しょうのむしをころしてだいのむしをたすける)

分類 ことわざ 意味 比較的小さいと思われる方のものを犠牲にして、大きい方を助ける、ということから、大きな事業を成功させるためには、小さく重要でない物事を犠牲にすること。全体を生かすためには一部が犠牲になってもやむを得ない、という意味。 ま...
「い」

一将功成って万骨枯る(いっしょうこうなってばんこつかる)

分類 ことわざ 意味 一人の権力者の手柄の影には、大勢の部下の努力が隠されている、という意味。 「一将」とは、一人の将軍のこと。「万骨」とは、大勢の戦死した兵士の骨のこと。 戦場で一人の将が功名をあげる影には、多くの兵士が犠牲となって、戦場...