「と」 塗炭の苦しみ(とたんのくるしみ) 分類ことわざ意味酷く辛い苦しみ。甚だしく苦しいことを表現していう。 「塗」は、泥。「炭」は炭火のこと。泥にまみれ火に焼かれるのと同じような苦しみ、ということから。 2024.11.07 「と」自然
「や」 焼け木杭に火がつく(やけぼっくいにひがつく) 分類 ことわざ 意味 一度険悪な関係になった者同士が、また元通りに仲良くなること。以前関係があって縁が切れた人が、また、元の状態に戻ることをいう。 「焼け木杭」は、一度も得て黒焦げになった杭のことで、火が付き易いことから、男女の関係について... 2023.07.20 「や」建物自然
「や」 焼きが回る(やきがまわる) 分類 ことわざ 意味 頭の働きや技術が落ちてくること。愚鈍になること。また、年を取って頭の働きや能力が鈍り、役に立たなくなることをいう。 金属を鍛えて刀や刃物を作るときに、火が回り過ぎて焼き過ぎると切れ味が鈍くなる、ということから。 2023.03.06 「や」自然身体道具
「つ」 爪に火を点す(つめにひをともす) 分類 ことわざ 意味 非常にケチで倹約なことのたとえ。また、貧しさをしのぐため切り詰めて生活することをいう。 蠟燭(ロウソク)や油の代わりに、爪の先に火をつけて灯りにする、ということから。 同類語・同義語 爪に火灯す(つめにひともす) 2023.01.25 「つ」自然身体道具
「と」 灯心で竹の根を掘る(とうしんでたけのねをほる) 分類 ことわざ 意味 一生懸命になっても事が成就しないこと。また、到底不可能なことをいう。 極めて柔らかく脆い灯心で、堅い竹の根を掘るようである、ということから。「灯心」は、ランプやロウソクなどの芯のこと。灯油や蝋を染み込ませて火をともす糸... 2022.09.30 「と」植物道具
「き」 金時の火事見舞い(きんときのかじみまい) 分類 ことわざ 意味 顔が真っ赤なこと。おもに酒を飲んだりしたときに顔が赤い様子をいう。 顔が赤い金時(金太郎)が火事の見舞いに行ったら、火に照らされてますます赤く見える、ということから。「金時」は源頼光(みなもとのらいこう)の家来である坂... 2022.07.15 「き」自然身体食べ物
「き」 狐の嫁入り(きつねのよめいり) 分類 ことわざ 意味 ①狐火(夜中に山野に光る青い炎)が連なっている様子。狐火のことを狐が嫁入りする提灯(ちょうちん)の行列を見立てて言ったもの。 ②日が照っているのに、小雨が降ること。日照り雨。天気雨。 2022.07.09 「き」動物自然道具
「し」 心頭滅却すれば火もまた涼し(しんとうめっきゃくすればひもまたすずし) 分類 ことわざ 意味 心に浮かぶ雑念をすべて捨て去って無念無想で事に当たれば、たとえ火の中に入っていても涼しいと感じるようになる、という意味。 甲州恵林寺の僧快川国師(かいせんこくし)は織田氏の軍勢に囲まれて寺に火をつけられた時、この句を唱... 2022.02.11 「し」戦自然
「た」 薪を抱いて火を救う(たきぎをいだいてひをすくう) 分類 ことわざ 意味 燃え盛っている火を防ごうとして、薪を抱いてこれを救いに行ってもかえって火は盛んに燃え上がる。そのように、害を除こうとしてかえって害を大きくすることをいう。 また、危険で逆効果な行為をしてしまうこと。 同類語・同義語 薪... 2021.05.17 「た」自然