医者

「い」

医者の不養生(いしゃのふようじょう)

分類ことわざ意味他人には立派に教えを諭しながら、自分ではそれを実行しないことをいう。患者には健康に注意し養生を説く医者が、自分自身は意外に不摂生なことから。同類語・同義語 紺屋の白袴(こうやのしろばかま) 坊主の不信心(ぼうずのふしんじん)...
「く」

薬人を殺さず医師人を殺す(くすりひとをころさずいしひとをころす)

分類ことわざ意味その物の罪ではなく、これを用いる人の責任である、という意味。万事は物を扱う人によって毒にも薬にもなるものだ、ということ。薬そのものは人を殺す者でなく、薬を使う医者の処方の仕方が人を殺すことになる、ということから。
「い」

一に看病二に薬(いちにかんびょうににくすり)

分類ことわざ意味病人の回復を早めるものは、まず第一が周囲の人の心のこもった看病で、その次が医者の薬である、という意味。病気の治療には薬も大切であるが、何よりも周りの人の心のこもった看病が第一だ、ということ。
「い」

医を信ぜざればその病癒えず(いをしんぜざればそのやまいいえず)

分類ことわざ意味医者を信用して病に関わるすべてのことを任せる気持ちにならなければ病気は治癒しない、という意味。同類語・同義語 医者上手にかかり下手
「い」

医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)

分類ことわざ意味どんなに名医であっても、患者がその医者の言うことを守らなければ治療はうまくいかない。病人は医者を信用して、その指示を忠実に守らなければならない、という意味。同類語・同義語 医を信ぜざればその病癒えず
「り」

良医の門に病人多し

分類ことわざ意味病人というものは医者が良いか悪いかに関心があり、良い医者のところには沢山の患者が集まるということから、良い師匠や先生には学ぶべきことが多く門人が沢山集まってくることをいう。
「や」

病治って医者忘れる(やまいなおっていしゃわすれる)

分類ことわざ意味事が過ぎるとその時に必要であったものも忘れてしまう、という意味。いざ病気が治ってしまうと、世話になった医者のことなどさっぱりと忘れてしまうということから、苦しい時期が過ぎ去れば世話になった人の有難さなどきれいさっぱりと忘れて...
「み」

三度肘を折って良医となる(みたびひじをおってりょういとなる)

分類ことわざ意味何事も苦しい経験を積んではじめて、人間は円熟した人格を形成して完成することができる、という意味。医者というものは、自分も肘(肱)を折るというような怪我の痛みを知るという経験を積んでこそ良い医者となれる、ということから。
「は」

腹八合に医者いらず(はらはちごうにいしゃいらず)

ことわざのなかの「腹八合に医者いらず」の意味を記載したページです。「腹八合に医者いらず」と同じ意味のことわざも紹介しています。
「や」

藪医者の手柄話

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「へ」

下手でも医者がら

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