慈悲

「し」

知らぬが仏(しらぬがほとけ)

分類ことわざ意味そのことについては何事も知らないでいれば、不必要な邪推や心配をして立腹することもなく、平穏無事な心境を保って仏のように慈悲深い心で居られる、という意味。また、当人だけが知らないで平気でいられることを馬鹿にして言う言葉。
「お」

狼に衣(おおかみにころも)

分類ことわざ意味内心と外面とが大変に違うこと。また、非常に瘦せた人が緩やかな着物を着た様子を形容する時にもいう。狂暴・凶悪な性質の狼に、慈悲の姿である法衣を着せたようだ、ということから。狂暴凶悪な人間が、表面だけ情の深い善人ぶって言動するこ...
「え」

縁なき衆生は度し難し(えんなきしゅじょうはどしがたし)

分類ことわざ意味人の意見を聞こうとしない者は、どうしようもない、という意味。また、仏に縁のない人は、いくら説法しても悟らせることはできない、という意味も。度す(どす)とは、悟りの道に入らせること。信仰心のない人間は、万人に慈悲を施す仏であっ...
「お」

鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)

分類ことわざ意味情け知らずの冷酷無情の人でも、時には慈悲の情を持つことがある、という意味。冷酷な鬼でさえ、目に涙を浮かべて情け深い行いをすることがある、ということから。