「ら」

落花流水(らっかりゅうすい)

分類ことわざ意味男女互いに慕う気持ちがあること。男に女を慕う思いがあれば、女にもまた男の情を受け入れようとする心が生まれるものだ、という意味。男女には互いに想い合う情があること。散り落ちる花弁には、水に落ち、水の流れるままに流れ去りたいとい...
「き」

兄弟は他人の始まり(きょうだいはたにんのはじまり)

分類ことわざ意味血が繋がった兄弟でも、他人のようによそよそしくなっていくものだ、という意味。成長するに従って兄弟の情も薄らいでいく、ということ。兄弟は同じ親から生まれたものではあるが、成長し、大人となり、家庭を持ち妻ができ、子供を産むに従っ...
「な」

情けに刃向かう刃なし(なさけにはむかうやいばなし)

分類ことわざ意味どんなに悪人でも、情をかけてくれた相手には、刃向かうことができない、という意味。慈愛の心に対しては、向かう刃の無い程、反抗しようの無いものである、ということから。同類語・同義語 仁者は敵なし(じんしゃはてきなし)
「た」

大義親を滅す(たいぎしんをめっす)

分類ことわざ意味君臣の大義を全うするために親子の親しみを犠牲にする、という意味。国家や君主に対する忠義のためならば、肉親の情をも犠牲にする姿勢をいう。
「き」

木の股から生まれる(きのまたからうまれる)

分類ことわざ意味人情の機微が分からない人のこと。また、男女間の情が分からない人のことをいう。同類語・同義語 木仏金仏石仏(きぶつかなぶついしぼとけ) 石部金吉金兜(いしべきんきちかなかぶと)
「お」

鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)

分類ことわざ意味情け知らずの冷酷無情の人でも、時には慈悲の情を持つことがある、という意味。冷酷な鬼でさえ、目に涙を浮かべて情け深い行いをすることがある、ということから。