「み」 水至りて渠成る(みずいたりてきょなる) 分類ことわざ意味学問にせよ事業にせよ、研鑽を積めば自然に完成するものであり、人事の及ぶところではない、という意味。 「渠」は、溝、掘割(地面を掘って作った水路)のこと。水が流れてくれば自然に溝ができる、ということから。同類語・同義語水到って... 2024.10.08 「み」建物自然
「ひ」 百里の道は九十九里を半ばとす(ひゃくりのみちはくじゅうくりをなかばとす) 分類ことわざ 意味どんなことでも完成するのは難事業であるから、最後まで手を抜いてはいけない、という意味。物事は、初めやさしく終わりは困難で、成し遂げる者が少ない。 百里の半ば(半分)は、五十里だが、百里を歩く者は、五十里を百里の半分と思って... 2024.02.20 「ひ」
「か」 画竜点睛(がりょうてんせい) 分類 ことわざ 意味 最後に肝要な一点に手を加えて物事を完成すること。あるいは、僅かなことで全体が引き立つことをいう。 絵の名人である中国の画人張僧繇が壁に竜を描き、最後の仕上げに瞳(睛)を書き加えたら、本物の竜が画面から抜け出して昇天した... 2022.04.13 「か」動物
「か」 画竜点睛を欠く(がりょうてんせいをかく) 分類 ことわざ 意味 全体ではよくできているのに肝心の最後の仕上げができていないこと。また、一か所だけ不十分なところがあることをいう。 「画竜点睛」は竜の絵に瞳(睛・せい)を書き入れて完成させること。 同類語・同義語 仏作って魂入れず(ほと... 2022.04.12 「か」動物
「ほ」 仏作って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず) 分類 ことわざ 意味 物事を殆ど完成させているのに、最も大事なことが抜け落ちること。大切な最後の工夫を欠いていることのたとえ。 せっかく仏像を彫ったのに肝心な魂や目を入れていない、ということから。 同類語・同義語 仏造って魂入れず 仏造りて... 2022.04.11 「ほ」身体道具
「こ」 五重の塔も下から組む(ごじゅうのとうもしたからくむ) 分類 ことわざ 意味 何事も、順序を追って基礎から積み重ねて初めて完成するものだ、という意味。 同類語・同義語 千里の行も足下に始まる 千里の行も一歩より起こる 千里の行も一歩より始まる 千里の道も一歩より 2021.07.05 「こ」建物
「ひ」 日暮れて道遠し(ひくれてみちとおし) 分類 ことわざ 意味 年を取ってしまったのに、まだこれからしなければならないことが沢山残っている、という意味。すっかりと年を取ったのに人生の目的としたことが達していないことをいう。 また、期限が迫っているのにまだ物事が完成していない様をいう... 2021.06.24 「ひ」人生
「よ」 夜が明けたら巣を作ろう 分類 ことわざ 意味 梟(ふくろう)や夜鷹(よたか)は、巣を作ろうと思ってもすぐには作らずに、夜が明けてから巣を作ろうとし、やがて朝になると眼が見えなくなるためにいつまでたっても巣が完成しないことから、怠け者をたとえた言葉。 同類語・同義語... 2021.02.21 「よ」動物
「み」 三度肘を折って良医となる(みたびひじをおってりょういとなる) 分類 ことわざ 意味 何事も苦しい経験を積んではじめて、人間は円熟した人格を形成して完成することができる、という意味。 医者というものは、自分も肘(肱)を折るというような怪我の痛みを知るという経験を積んでこそ良い医者となれる、ということから... 2021.01.24 「み」職業身体