根本

「え」

枝を伐りて根を枯らす(えだをきりてねをからす)

分類ことわざ意味末端を処理してから根本に戻る、という意味。また、全てを取り払ってしまう、という意味も。木を枯らすには、末端の枝を伐採し、順に根っこにまで及ぶのが良い、ということから。
「み」

源清ければ流れ清し(みなもときよければながれきよし)

分類ことわざ意味根本が正しい時はその結果も良い、ということをたとえた言葉。どんなことでも根本が正しければその結末もまた正しいものである、という意味。水源が清く澄んでいる川は、その下流もまた清く澄んでいるはずである、ということから。
「け」

下駄も阿弥陀も同じ木のきれ(げたもあみだもおなじきのきれ)

分類ことわざ意味身分の違いは、心掛けや境遇の違いで生じるのであり、根本は同じだということのたとえ。貴賤の別はあるけれど、元は同じものから出たものだ、ということ。一方は下駄になり、一方は木造の仏像である阿弥陀になっているが、元は同じ木の端で作...
「は」

花は根に鳥は古巣に帰る(はなはねにとりはふるすにかえる)

分類ことわざ意味どのような物もすべてその根本・根源に帰するものである、という意味。咲き終わった花はその木の根元に散り落ち肥しとなり、鳥は空を飛んでいても必ずそのねぐらとなる巣に帰る、ということから。同類語・同義語 花は根に鳥は古巣に 花は根...
「む」

物まず腐りて虫之に生ず(ものまずくさりてむしこれにしょうず)

分類ことわざ意味根本が腐敗していると百害が生じる、という意味。あらゆるものはすべてまず腐ることから始まり、その後に虫が湧いてくることから。