功績

「し」

死に花を咲かす(しにばなをさかす)

分類ことわざ意味最期に立派な功績を顕わし、死後に名誉を残すこと。死の間際に華やかなことがあって、死後も名誉に包まれることをいう。「死に花」は、死ぬ時や死んだ後の名誉の意味。同類語・同義語 死に花を咲かせる
「い」

犬骨折って鷹に取られる(いぬほねおってたかにとられる)

分類ことわざ意味無駄骨を折って、手柄や功績を他の者に取られてしまうこと。鷹狩りで、犬が骨折って駆け回って追い出した獲物を、鷹に横取りされてしまうことから。
「と」

虎は死して皮を残し人は死して名を残す

分類ことわざ意味虎は死後に美しい皮にその威容を残して珍重されるように、人間の死後は名誉や功績によって美名を残してその名を長く後世に語り伝えさせる、という意味。名誉や功績によって名を残すように、立派な行いをするべきだという教え。同類語・同義語...
「に」

錦を着て故郷へ帰る(にしきをきてこきょうへかえる)

分類ことわざ意味世に出て苦労して働き、功績を立てて晴れがましく郷里へ帰ることをいう。立派な美しい着物を着て生まれ故郷へ帰る、という意味から。錦は、色糸や金糸、銀糸で織り出した立派な厚手の絹織物のこと。同類語・同義語 錦を飾る 故郷へ錦を飾る
「い」

一将功成って万骨枯る(いっしょうこうなってばんこつかる)

分類ことわざ意味一人の権力者の手柄の影には、大勢の部下の努力が隠されている、という意味。「一将」とは、一人の将軍のこと。「万骨」とは、大勢の戦死した兵士の骨のこと。戦場で一人の将が功名をあげる影には、多くの兵士が犠牲となって、戦場に屍をさら...