苦痛

「ら」

楽は身に覚えず(らくはみにおぼえず)

分類ことわざ意味苦痛とは違い、楽は身に感じないものである、という意味。 楽をするのことの有難味は感じられないので、楽をすることをつい当たり前のように思ってしまう、ということから。
「と」

同病相憐れむ(どうびょうあいあわれむ)

分類ことわざ意味同じような悩みや苦しみを持つ人は、互いに同情し合うものである、という意味。 同じ病気を患っている人は、苦痛がよくわかるので、いたわり合う、ということから。
「こ」

子は三界の首枷(こはさんがいのくびかせ)

分類 ことわざ 意味 親というものは、子を思う心に一生拘束されて生きるものだ、という意味。 「首枷」は、罪人の首にはめて自由を奪う刑罰道具のこと。「三界」は、仏教用語で、過去(前世)・現在(現世)・未来(来世)、または欲界・色界・無色界のこ...
「し」

心頭滅却すれば火もまた涼し(しんとうめっきゃくすればひもまたすずし)

分類 ことわざ 意味 心に浮かぶ雑念をすべて捨て去って無念無想で事に当たれば、たとえ火の中に入っていても涼しいと感じるようになる、という意味。 甲州恵林寺の僧快川国師(かいせんこくし)は織田氏の軍勢に囲まれて寺に火をつけられた時、この句を唱...
「ら」

楽人楽を知らず(らくじんらくをしらず)

分類 ことわざ 意味 常に心や身体に苦痛や生活する上での気苦労がない者は、真の安楽を知らない、という意味。 普段から気楽に生きている者は本当の意味で心身の安寧を理解するができない、または、楽をせず苦労してこそ楽のありがたさが分かる、というこ...