「み」

蓑着て火事場へ入る(みのきてかじばへはいる)

分類 ことわざ 意味 自ら進んで身の危険を招くことのたとえ。 植物の葉で作られた燃えやすい素材の蓑を身に着けて火事場へ行く、ということから。 同類語・同義語 蓑着て火事場に入る(みのきてかじばにはいる)
「こ」

虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)

分類 ことわざ 意味 功名を得たい、あるいは、立派な成果を上げたいと思うならば、安全策を取ってばかりいるのではなく、大きな危険を覚悟しなければならない、という意味。危険を冒さなければ大きな望みは果たせない、身の安全ばかり考えていては目指すも...
「と」

毒薬変じて薬となる(どくやくへんじてくすりとなる)

分類 ことわざ 意味 こちらの身にとっては害になるものも、使い方ではこちらの利益になるものである、という意味。有害なものが一転して有益なものに変わることがある、ということ。 人体に害をもたらす恐ろしい毒薬も使い方によっては薬となるものである...
「な」

鳴かぬ蛍が身を焦がす(なかぬほたるがみをこがす)

分類 ことわざ 意味 思いを口に出して言う人よりも、口に出さない人の方が、心の中ではより一層深く思い焦がれているものである、という意味。 前に「泣く蝉よりも」と付け、「泣く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす」と続けて言うことも。蛍は蝉と違って鳴か...