「け」 下駄も阿弥陀も同じ木のきれ(げたもあみだもおなじきのきれ) 分類 ことわざ 意味 身分の違いは、心掛けや境遇の違いで生じるのであり、根本は同じだということのたとえ。貴賤の別はあるけれど、元は同じものから出たものだ、ということ。 一方は下駄になり、一方は木造の仏像である阿弥陀になっているが、元は同じ木... 2022.12.08 「け」植物道具
「け」 下衆の後知恵(げすのあとぢえ) 分類 ことわざ 意味 愚かな者は物事が済んでしまってから、やっとよい知恵が浮かんでくる、という意味。下衆は、判断が必要な時には考えがまとまらず、物事が終わってから何か考えつくものだ。 下衆は身分の卑しい者のこと。 同類語・同義語 下衆の後知... 2022.05.20 「け」
「は」 腹は借り物(はらはかりもの) 分類 ことわざ 意味 子供は母親の腹を一時的に借りて生まれてくるもの(借り物)であるため、母親の系統の貴賤は問題ではなく、生まれてくる子供は家の物である、という意味。 父系を中心として成立した身分社会での考え方を示す言葉。 同類語・同義語 ... 2022.02.06 「は」家族身体
「さ」 雑魚の魚交じり(ざこのととまじり) 分類 ことわざ 意味 弱く小さいものが、強く大きいものの中に交わることをいう。身分不相応な地位に就くことの喩え。 「雑魚」とは、小さい魚のこと。大きな魚の中に小さな魚がいるように、無能な者が有能な者の中に混じってすましていること。 同類語・... 2021.12.09 「さ」動物
「り」 犂牛の喩(りぎゅうのたとえ) 分類 ことわざ 意味 父親が悪く愚か者であっても、その子供が賢ければ才能は必ず認められる、という意味。また、地位や身分の低い貧しい家の出であっても、有能な人材であれば世間に認められ出世する、という意味も。 犂牛とは、毛の色がまだら模様になっ... 2021.03.05 「り」動物家族
「や」 瘦せ馬に重荷(やせうまにおもに) 分類 ことわざ 意味 痩せている馬に何頭分もの荷物を背負わせる様子から、自分の能力を超える任務や責任を負うこと、または、身分不相応の重荷を負うことのたとえ。 2021.02.05 「や」動物