身分

「け」

下駄も阿弥陀も同じ木のきれ(げたもあみだもおなじきのきれ)

分類 ことわざ 意味 身分の違いは、心掛けや境遇の違いで生じるのであり、根本は同じだということのたとえ。貴賤の別はあるけれど、元は同じものから出たものだ、ということ。 一方は下駄になり、一方は木造の仏像である阿弥陀になっているが、元は同じ木...
「け」

下衆の勘繰り(げすのかんぐり)

分類 ことわざ 意味 身分の卑しい者は、つまらぬことに気を回してあらぬことを考えるものだ、という意味。
「け」

下衆の後知恵(げすのあとぢえ)

分類 ことわざ 意味 愚かな者は物事が済んでしまってから、やっとよい知恵が浮かんでくる、という意味。下衆は、判断が必要な時には考えがまとまらず、物事が終わってから何か考えつくものだ。 下衆は身分の卑しい者のこと。 同類語・同義語 下衆の後知...
「は」

腹は借り物(はらはかりもの)

分類 ことわざ 意味 子供は母親の腹を一時的に借りて生まれてくるもの(借り物)であるため、母親の系統の貴賤は問題ではなく、生まれてくる子供は家の物である、という意味。 父系を中心として成立した身分社会での考え方を示す言葉。 同類語・同義語 ...
「さ」

雑魚の魚交じり(ざこのととまじり)

分類 ことわざ 意味 弱く小さいものが、強く大きいものの中に交わることをいう。身分不相応な地位に就くことの喩え。 「雑魚」とは、小さい魚のこと。大きな魚の中に小さな魚がいるように、無能な者が有能な者の中に混じってすましていること。 同類語・...
「り」

犂牛の喩(りぎゅうのたとえ)

分類 ことわざ 意味 父親が悪く愚か者であっても、その子供が賢ければ才能は必ず認められる、という意味。また、地位や身分の低い貧しい家の出であっても、有能な人材であれば世間に認められ出世する、という意味も。 犂牛とは、毛の色がまだら模様になっ...
「や」

瘦せ馬に重荷(やせうまにおもに)

分類 ことわざ 意味 痩せている馬に何頭分もの荷物を背負わせる様子から、自分の能力を超える任務や責任を負うこと、または、身分不相応の重荷を負うことのたとえ。
「め」

冥途の道に王なし(めいどのみちにおうなし)

分類 ことわざ 意味 人間は死んでしまえば現世の身分や貧富の差は無く一切は平等である、という意味。
「く」

腐っても鯛

ことわざのなかの「腐っても鯛」の意味を記載したページです。「腐っても鯛」と同じ意味のことわざも紹介しています。