味方

「か」

彼を知り己を知れば百戦殆からず(かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず)

分類ことわざ意味味方と敵の情勢によく通じていれば、何度戦っても負けるようなことはない、という意味。ここでの「彼」は、戦う相手のこと。「己」は自分のこと。「百戦殆からず」は、百回戦っても負けない、という意味。中国の兵法書『孫子』から。
「こ」

呉越同舟(ごえつどうしゅう)

分類ことわざ意味仲の悪い同士が、共通の困難や利害に対して協力し合うこと。あるいは、それから転じて、仲の悪い者同士が同じ場所に居合わせることをいう。「呉「越」は、中国・春秋時代の国の名前(対立国)。呉と越の国は互いに仲が悪かったが、同じ舟に乗...
「ほ」

洞ヶ峠を決め込む(ほらがとうげをきめこむ)

分類ことわざ意味信念を持たぬまま形勢の良い方につこうとすること。また、有利な方につこうと、様子を伺いはっきりとした態度を取らない、という意味。洞ヶ峠(ほらがとうげ)は、本能寺の変で織田信長が討たれた後、羽柴秀吉と明智光秀の山崎の戦のときに、...
「し」

将を射んとする者はまず馬を射よ(しょうをいんとするものはまずうまをいよ)

分類ことわざ意味敵の大将を弓矢で射当てようとする者は、まずもってその大将が乗っている馬を射て馬を倒して自由に動けなくするのがよい、ということから、目的を達成するためには、まずその周りの物事をよく考えその根本に注目をして、そこから取り掛かるべ...