「み」 水清ければ魚棲まず(みずきよければうおすまず) 分類ことわざ意味余りにも清廉潔白な人間は人に疎まれてしまう、という意味。人は行いが正しくて心が綺麗であり過ぎると、冷たい性格と思われてしまい、かえって他人に親しまれないことをいう。川や池の水があまり澄んでいると、隠れる場所や餌が無いため、か... 2022.10.05 「み」動物自然
「す」 水魚の交わり(すいぎょのまじわり) 分類故事意味大変に仲の良い付き合い。親密な友情・交際のこと。また、切っても切れない関係。魚は水を離れては生きられない関係である、ということから。中国の『三国志演義』から。同類語・同義語 刎頸の交わり(ふんけいのまじわり) 管鮑の交わり(かん... 2022.10.03 「す」動物自然
「た」 立て板に水(たていたにみず) 分類ことわざ意味立ててある板に水を流すと、さらさらとよどみなく流れ落ちる。そのような水の流れの速い様をいう。転じて、そのように弁舌が爽やかでよどみなく、少しの滞りもないことの形容した言葉。つっかえることなく、すらすらと話す様子から、話し方の... 2022.08.01 「た」自然道具
「ち」 知者は水を楽しむ(ちしゃはみずをたのしむ) 分類ことわざ意味優れた知恵者は物事に通じ、事を処理するのに、まるで流れる水を楽しむかのように滞りなく巧みである、という意味。その有様は水に似ているから知者は水を楽しむものである、ということ。対義語・反対語 仁者は山を好む(じんしゃはやまをこ... 2022.06.29 「ち」自然
「う」 魚心あれば水心あり(うおごころあればみずごころあり) 分類ことわざ意味自分が好意を持てば相手も好意を持つものだ、という意味。また、相手次第で当方もそれに応じる用意がある、という意味。多くは男女の間のことについていう。魚に水と親しむ心があれば、水も魚に応ずる心を持つということから。本来、「魚、心... 2022.06.24 「う」自然
「み」 水心あれば魚心あり(みずごころあればうおごころあり) 分類ことわざ意味相手がこちらに好意を示すなら、こちらも相手に好意を示すものだ、という意味。水に心(好意)があれば、魚もまた心を持つ、ということから。先方の出方次第でこちらの態度も決まるということ。同類語・同義語 水心あれば魚心 魚心あれば水... 2022.06.23 「み」
「め」 明鏡止水(めいきょうしすい) 分類ことわざ意味心が澄み切っていて、落ち着いた気分である様子のこと。内心に何のやましい事もなく、澄み切った心、または静かな心境のたとえ。「明鏡」は、汚れや曇りの無い澄み切った鏡のこと。「止水」は、一か所に止まって動かずによく澄んだ清水のこと... 2022.04.20 「め」自然道具
「か」 渇しても盗泉の水を飲まず(かっしてもとうせんのみずをのまず) 分類ことわざ意味どんなに苦しく困っていようとも、不正なことはしない、という意味。孔子が山東省の泗水の「盗泉」という泉の傍を通りかかったときに、喉が渇いていたが名前の悪さからその泉の水を飲まなかったという故事から。清廉潔白な人間は、たとえ自分... 2022.01.01 「か」自然身体
「し」 上手の手から水が漏る(じょうずのてからみずがもる) 分類ことわざ意味物事をうまくこなす人でも、時にはその中にわずかな手抜かりがあることをいう。どんな名人でも時には失敗することがある、という意味。名人といわれる人の失敗を評していう。「水が漏る」は、注意が行き届いている意味の「水も漏らさぬ」から... 2021.12.22 「し」自然
「た」 畳の上の水練(たたみのうえのすいれん) 分類ことわざ意味実際の役には立たないこと。畳の上での水泳の練習というものは、理論や方法は分かっても、実際に水に入ると役には立たないものである、ということから。「水練」は水泳の練習。畳の上でいくら練習を重ねても、実際の水の中での実地の訓練をし... 2021.10.15 「た」建物自然
「か」 金槌の川流れ(かなづちのかわながれ) 分類ことわざ意味金槌(かなづち)は、川などの水の中で頭の方が沈んでしまい浮かぶことができないものだが、そのように常に他人に対して下積みとなって頭が上がらないことをいう。 2021.09.17 「か」自然身体道具
「か」 貝殻で海を量る(かいがらでうみをはかる) 分類ことわざ意味小さな貝殻で海の水を汲んで海の水量を量っても、量り尽くすことはできないものであるが、そのように、浅学非才の身で、浅薄な知見をもとに大きな物事を論議したり、しようとしたりすることをいう。また、その到底不可能なことをいう。同類語... 2021.05.29 「か」自然道具
「あ」 蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつみもくずれる) 分類ことわざ意味些細な油断や不注意などで細心の注意が欠ければ、大事を引き起こすものであるから、細かいことも侮らず気をつけるべきである、という意味。蟻(アリ)の作った小さな穴でも、見過ごしていると、それが原因で水がしみこんで、結果として大きな... 2021.04.27 「あ」動物自然
「あ」 飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ) 分類ことわざ意味世の中のことは栄枯盛衰常ならぬことをいった言葉。世の中の様々な物事は、遷り変わるものだ、ということ。古今和歌集の歌「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵は今日の瀬となる」からきた言葉。飛鳥川の流れは急で、昨日は淵であったところが... 2021.04.12 「あ」地名自然
「ゆ」 湯を沸かして水にする 分類ことわざ意味せっかく苦労して努力してきたことを無駄にしてしまうことをいう。苦労して沸かしたお湯を冷まして冷えた水にしてしまうことから。同類語・同義語 湯を沸かして火を引く 湯を水にする 雪を担うて井を埋る(ゆきをにのうていをうずむ) 2021.02.17 「ゆ」自然
「し」 塩にて淵を埋む如し(しおにてふちをうずむごとし) 分類ことわざ意味無駄であることや不可能であること、無効となることのたとえ。または次から次へと消えてしまって溜まる事の無い様子のたとえ。水に浸すと溶けてしまう塩で、深い水溜りの場所を埋めるようなものである、ということから、同類語・同義語 雪を... 2021.02.15 「し」自然食べ物
「み」 水滴りて石穿つ(みずしたたりていしうがつ) 分類ことわざ意味一つ一つ僅かな水滴でも長い間には石に穴を開けるたとえから、少しのことも積もり積もれば大きくなる、という意味。同類語・同義語 雨垂れ石を穿つ 塵も積もれば山となる 石の上にも三年 積羽舟を沈む 2021.01.21 「み」自然
「ひ」 百年河清を俟つ(ひゃくねんかせいをまつ) ことわざのなかの「百年河清を俟つ(ひゃくねんかせいをまつ)」の意味を記載したページです。「百年河清を俟つ(ひゃくねんかせいをまつ)」と同じ意味のことわざも紹介しています。 2020.12.27 「ひ」自然