「か」

換骨奪胎(かんこつだったい)

分類ことわざ意味他人の詩や文章の意図や形式をくみ取り、語句や構成を変えて、新たに自分の作品として作ること。 骨を取り換え(換骨)、胎児を奪い取る(奪胎)の意味から。
「し」

詩を作るより田を作れ(しをつくるよりたをつくれ)

分類 ことわざ 意味 詩を作ってもなかなか金にはならないものである。金にならない詩を作るよりも、田でも作って実益を上げる方が良い、という意味。 風流に耽るよりも実益の上がることに努力せよ、という戒め。 同類語・同義語 念仏申すより田を作れ(...
「ふ」

冬来たりなば春遠からじ(ふゆきたりなばはるとおからじ)

分類 ことわざ 意味 辛いこと、厳しいことあっても、それさえ耐え抜けば楽しい時、いい時もすぐにやって来る、という意味。 寒い冬が来れば冬の次は暖かい春だから、春が来るのもそう遠くない、すぐその先である、ということから。イギリスのシェリーの詩...
「い」

一寸の光陰軽んずべからず(いっすんのこういんかろんずべからず)

分類 ことわざ 意味 ほんの少しの時間でも、侮って無駄に費やしてはならない、という意味。 中国の宋の時代の、朱熹の詩に見える言葉。「光」は昼「陰」は夜で「光陰」は時間のこと。 同類語・同義語 少年老い易く学成り難し
「し」

少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)

分類 ことわざ 意味 自分はまだ若いと思っているうちに少年時代はたちまちに過ぎ去っていき、また、学問の道は厳しくなかなか進歩しない、という意味。この後に「一寸の光陰軽んずべからず」と続き、時の流れは早いため少しの時間も惜しんで勉強せよ、とい...
「し」

心頭滅却すれば火もまた涼し(しんとうめっきゃくすればひもまたすずし)

分類 ことわざ 意味 心に浮かぶ雑念をすべて捨て去って無念無想で事に当たれば、たとえ火の中に入っていても涼しいと感じるようになる、という意味。 甲州恵林寺の僧快川国師(かいせんこくし)は織田氏の軍勢に囲まれて寺に火をつけられた時、この句を唱...