駿馬

「き」

驥をして鼠を捕らしむ(きをしてねずみをとらしむ)

分類ことわざ意味千里を走るという駿馬(千里の馬)に鼠(ネズミ)を捕獲させる、ということから、物を使う用途を誤ることをいう。また、人の使い道を誤って、有能な人をその能力に適した地位につけて才能を十分に発揮させるということをせずに、平凡な仕事を...
「ろ」

老驥櫪に伏す(ろうきれきにふす)

分類ことわざ意味かつては英雄や英傑・豪傑で名を馳せた人物が、年老って動くことさえ思うままにならないでいることをいう。駿馬が年を取って今では馬小屋に臥せっているだけだ、ということから。同類語・同義語 老驥千里を思う心(ろうきせんりをおもうここ...
「ろ」

老驥千里を思う心(ろうきせんりをおもうこころ)

分類ことわざ意味年老いた駿馬がかつて千里を走ったことを思う心、ということから、英雄が年老いてもなお心に大望を抱いていること。同類語・同義語 老驥千里を思う 老驥櫪に伏す(ろうきれきにふす)
「し」

死馬の骨を買う(しばのほねをかう)

分類故事意味役に立たないものをまず買って、役に立つものが来るのを待つたとえ。また、役立たずを優遇し、それを聞いて優れた者が集まってくるのを待つことをいう。昔中国で、千金で千里を走る駿馬を手に入れたいと思っていた人が、三年の間求めることができ...
「き」

騏驎も老いては駑馬に劣る(きりんもおいてはどばにおとる)

分類ことわざ意味「騏驎(きりん)」は、一日に千里走るという優れた駿馬。その駿馬も老衰して老馬になるとのろい駄馬にも劣る、ということから、賢者も老衰すると普通の人間や愚者にも及ばなくなる、という意味。中国の想像上の動物で、聖人が世に出る前ぶれ...