「ほ」

坊主丸儲け(ぼうずまるもうけ)

分類 ことわざ 意味 元手なしに大儲けすることをいう。 寺と僧侶は、資本も無くてよいし、経費もかからないために、入ってくるお金は丸々儲けとなる、ということから。
「て」

寺の隣に鬼が棲む(てらのとなりにもおにがすむ)

分類 ことわざ 意味 慈悲深い人の近くにも恐ろしい心を持った人が住むものである、という意味。世の中は善人と悪人が混じり合っているものである、ということ。 慈悲深い仏を祭る寺の近く(隣)に鬼が棲むものだ、ということから。 同類語・同義語 寺の...
「も」

門前の小僧習わぬ経を読む(もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ)

分類 ことわざ 意味 いつも身近で見聞きしている物事は、習わなくても自然に覚え込んでしまうものだ、という意味。また、身近に接していて感化を受けることをいう。 寺の門の近くに住む子供は、毎朝毎晩お坊さんのお経を聞いているので、正式に習わなくて...
「し」

心頭滅却すれば火もまた涼し(しんとうめっきゃくすればひもまたすずし)

分類 ことわざ 意味 心に浮かぶ雑念をすべて捨て去って無念無想で事に当たれば、たとえ火の中に入っていても涼しいと感じるようになる、という意味。 甲州恵林寺の僧快川国師(かいせんこくし)は織田氏の軍勢に囲まれて寺に火をつけられた時、この句を唱...