土地

「こ」

沽券に係わる(こけんにかかわる)

分類ことわざ意味品位や体面に傷がつくことをいう。「沽券」とは、土地などを売買する時の売渡証文のこと。転じて、品位や体面のこと。
「す」

住めば都(すめばみやこ)

分類ことわざ意味どんなに寂しい不便な土地であっても、住み慣れてしまえばそこが一番住みやすいと思うようになる、という意味。貧しさも楽しさに通ずる、ということ。「都」は、賑やかで便利な大きな町で、すみやすい土地の意味。住んでみればどこでも愛着の...
「こ」

郷に入っては郷に従え(ごうにいってはごうにしたがえ)

分類ことわざ意味人はその住む土地の慣例・風俗・習慣に従うのがよい、という意味。「郷」は地方・田舎・土地、の意味。郷(村)に行けば、その郷(村)の慣習に従え、ということ。同類語・同義語 郷に入りては郷に従え 郷に入っては郷に従う
「つ」

土一升金一升(つちいっしょうかねいっしょう)

分類ことわざ意味土地の値段が極端に高いことをいう。土一升と金一升の値段が同じである、という意味から。「一升」は約1.8リットル。
「な」

泣く子と地頭には勝たれぬ(なくことじとうにはかたれぬ)

分類ことわざ意味聞き分けの無い人に正しい道理を説いても無駄である、という意味。「地頭」は、平安時代から鎌倉時代にかけて荘園といわれた土地を司った職名で、過酷で横暴な支配を敷いて当時の権勢を欲しいままにしていたため、泣く子と同じで地頭には理屈...
「な」

なまりは国の手形(なまりはくにのてがた)

分類ことわざ意味なまりや方言は生まれた国の証拠となり、そのなまりを聞けばどこの出身地であるかを知ることができる、という意味。国は生まれた土地のこと。手形は江戸時代に旅行をするときに用いた身元証明書と通行許可証を兼ねたもの。