「こ」

転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)

分類ことわざ意味失敗しないようにするには、前もって注意や用心を怠らないようにするべきだ、という意味。転んでから杖をついても何の役にも立たない。転ばない前に杖をつけ、ということから。転倒する前の杖が大切ということ。同類語・同義語濡れぬ先の傘(...
「つ」

杖を挙げて犬を呼ぶ(つえをあげていぬをよぶ)

分類ことわざ意味人に危害を与えるような下心があれば、親しみや愛情を持った人が言葉をかけても寄り付かない、という意味。杖を振り上げて犬を呼んでも、犬は近寄ってこない、ということから。害心あれば親愛の言でも寄りつかない、ということ。
「う」

打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)

分類ことわざ意味親は子供が可愛いからこそ杖で打つのだから、決して恨んではならない、という意味。杖で打つ親の厳しい叱りも、子への愛ゆえのもので、ありがたいものだ、ということ。
「つ」

杖とも柱とも(つえともはしらとも)

分類ことわざ意味非常に頼りになる人や物事をいう。杖は身体を支える役割があり、柱は家を支える役割があり、共に頼りになる、ということから。同類語・同義語 杖柱(つえばしら)
「つ」

杖ほどかかる子はない

分類ことわざ意味老人にとって、杖ほどに頼りがいのある子供はいない、真に頼りになる子は少ないものだ、という意味。同類語・同義語 杖も孫ほどかかる
「つ」

杖に縋るとも人に縋るな(つえにすがるともひとにすがるな)

分類ことわざ意味滅多に人を頼ってはいけない、他人に依頼心を起こしてはならない、という意味。人に縋る(すがる)くらいなら杖に縋れ、ということから。