「か」 陽炎稲妻水の月(かげろういなずまみずのつき) 分類ことわざ意味とらえようのない様子のこと。 陽炎(かげろう)も、稲妻(雷)も、また、水に映った月も、あるかと思えばなかったり、ないかと思えばあったりと、そのようなとらえようのない様をたとえた言葉。 2024.07.05 「か」自然
「え」 猿猴が月を取る(えんこうがつきをとる) 分類 ことわざ 意味 出来もしないことをして失敗すること。また、愚かな人間が自らの達し得ぬ望みに苦労する様のこと。 猿が水に映った月を取ろうとして水に落ちたという故事から。 同類語・同義語 猿猴月を捉(えんこうつきをとる) 2023.04.04 「え」動物自然
「つ」 月夜に提灯(つきよにちょうちん) 分類 ことわざ 意味 無駄なこと。必要が無いこと。無用な物をいうたとえ。 月夜は明るいから提灯を下げて行く必要はない、ということから。また、月夜で道が明るいのに提灯を灯す、ということから。 同類語・同義語 月夜に提灯夏火鉢(つきよにちょうち... 2022.11.08 「つ」自然道具
「つ」 月夜に釜を抜かれる(つきよにかまをぬかれる) 分類 ことわざ 意味 油断し過ぎている様子をいう。また、非常にぼんやりとしていること。 月の出ている明るい月夜の晩に、誰の目にもつくほど大きなピカピカの釜を盗み取られる、という意味から。 2022.07.27 「つ」自然道具
「つ」 月満つれば則虧く(つきみつればすなわちかく) 分類 ことわざ 意味 月は満ちて満月になると、今度は次第に月が欠けて細くなっていく、ということから、何事でも盛んになると今度は衰えていくものである、という意味。どんなことでも最高の盛りの時期に到達すれば、必ず衰えに向かう、ということ。 同類... 2022.07.26 「つ」自然
「つ」 月と鼈(つきとすっぽん) 分類 ことわざ 意味 比べものにならない程、ひどくかけ離れていることをいう。 月も、亀の仲間である鼈(すっぽん)の背中も、形が丸い点では似ているが、空に浮かぶ月と池の中に住む鼈では、まるで違うという意味から。 同類語・同義語 提灯に釣り鐘(... 2022.03.08 「つ」動物自然
「つ」 月に叢雲花に風(つきにむらくもはなにかぜ) 分類 ことわざ 意味 良い事にはとかく邪魔が入りやすいもので、この世は思うようにはいかないものだ、という意味。また、都合の良い事にはとかく差し障りが起こりやすいものである、という意味。 美しい月が出ると、群がった雲(叢雲)が月を隠し、また、... 2021.06.29 「つ」植物自然
「こ」 光陰矢の如し(こういんやのごとし) 分類 ことわざ 意味 月日の過ぎ去っていくのは飛んでいく矢のようなものだ。時間の経過の早いことのたとえ。 「光」は太陽、「陰」は月のこと。年月が早く過ぎ去っていくことは、まるで矢が一瞬の間に飛び去るように早く、しかも過ぎ去った時間は、矢が再... 2021.06.17 「こ」自然道具