「い」 鰯の頭も信心から(いわしのあたまもしんじんから) 分類ことわざ意味すべての信仰というものは、それを信ずる心次第である、という意味。節分の夜に鰯(イワシ)の頭を柊の枝に刺して門口に飾ると魔を払うという俗信がある。鰯のようなつまらぬものでも、信仰する人にとっては極めて大切なもので、信心一つでこ... 2024.07.08 「い」動物建物植物身体食べ物
「ぬ」 盗人の昼寝(ぬすびとのひるね) 分類ことわざ意味理由がないように見えることにも、それなりにちゃんとした理由はあるものである、という意味。何をするにも訳があるものだ、ということ。泥棒が昼寝をするのは夜の仕事に備えてのものである、ということから。同類語・同義語 盗人の昼寝も当... 2023.05.13 「ぬ」職業
「け」 蛍雪の功(けいせつのこう) 分類故事意味艱難辛苦(かんなんしんく:酷く辛い目や困難な目にあって苦しむこと)を重ねて学問をすることをいう。貧乏のため蛍の光や雪の光で書を読んで苦学したという故事から。昔、中国の車胤(しゃいん)というは家が貧しかったため蛍を捕まえて袋に入れ... 2023.02.11 「け」動物自然道具
「と」 灯火親しむべし(とうかしたしむべし) 分類ことわざ意味秋の夜は灯火の下で、読書をするのに相応しい、という意味。「灯火」は、明かり・ともしびのこと。秋は夜が長く涼しいので、読書をするのに良い季節である、ということ。読書や学問を勧める言葉。 2022.07.28 「と」自然
「た」 卵を見て時夜を求む(たまごをみてじやをもとむ) 分類ことわざ意味あまりに早計なことをたとえた言葉。順序を考えず、せっかちに結果を求めることをいう。鶏の卵に、時を告げてくれることを期待する、ということから。荘子にある句。 2022.07.08 「た」動物食べ物
「い」 一寸の光陰軽んずべからず(いっすんのこういんかろんずべからず) 分類ことわざ意味ほんの少しの時間でも、侮って無駄に費やしてはならない、という意味。中国の宋の時代の、朱熹の詩に見える言葉。「光」は昼「陰」は夜で「光陰」は時間のこと。同類語・同義語 少年老い易く学成り難し 2022.03.04 「い」自然
「は」 八十八夜の別れ霜(はちじゅうはちやのわかれじも) 分類ことわざ意味八十八夜を過ぎると霜とさよならをして、霜が降りることがなくなることをいう。「八十八夜」は、立春から八十八日目の夜のことで、五月一日から五月二日頃のこと。 2022.02.26 「は」自然
「に」 錦を着て夜行く(にしきをきてよるいく) 分類ことわざ意味成功して出世し財産を築いても、故郷には戻らずに、それを人に示す機会がなく、不本意なことをいう。華やかな衣服に身をまとって夜歩いても、誰にもよく見えない、ということから。対義語・反対語 錦を着て昼遊ぶ 錦を着て昼行く 2021.09.03 「に」お金人生道具
「せ」 世間知らずの高枕(せけんしらずのたかまくら) 分類ことわざ意味他人はあれこれ心配しているのに、世情に疎い人間は平気でのんびりと暮らしている、という意味。世の中のことを何も知らないものは、何も心配事がなく、夜も枕を高々として安眠することができる、ということから。 2021.05.26 「せ」身体道具
「よ」 夜目遠目笠の内(よめとおめかさのうち) 分類ことわざ意味女の人というものは、夜暗いところで見たり遠方から離れて見たり笠をかぶった顔をのぞき見た時に、美人に見えるものだ、という意味。女性が美しく見える場合を三つ挙げて並べた言葉。 2021.02.25 「よ」身体道具
「よ」 夜が明けたら巣を作ろう 分類ことわざ意味梟(ふくろう)や夜鷹(よたか)は、巣を作ろうと思ってもすぐには作らずに、夜が明けてから巣を作ろうとし、やがて朝になると眼が見えなくなるためにいつまでたっても巣が完成しないことから、怠け者をたとえた言葉。同類語・同義語 梟の宵... 2021.02.21 「よ」動物
「よ」 宵っ張りの朝寝坊(よいっぱりのあさねぼう) 分類ことわざ意味夜遅くまで起きて夜更かしをし、朝は寝坊して遅くまで寝ていること。また、夜遅くまで起きているのであれば朝早く起きられないのは当然であることを非難していう。「宵っ張り」は、夜遅くまで起きていること、夜更かしをすること、の意味。同... 2021.02.18 「よ」