油断

「ゆ」

油断大敵(ゆだんたいてき)

分類ことわざ意味油断は何よりも危険である、という意味。気を緩めていると大きな失敗の元になるから、油断というものは恐ろしい敵と同じである、ということ。油断を戒めた言葉。同類語・同義語 油断強敵(ゆだんきょうてき)
「つ」

月夜に釜を抜かれる(つきよにかまをぬかれる)

分類ことわざ意味油断し過ぎている様子をいう。また、非常にぼんやりとしていること。月の出ている明るい月夜の晩に、誰の目にもつくほど大きなピカピカの釜を盗み取られる、という意味から。
「ね」

猫に鰹節の番(ねこにかつおぶしのばん)

分類ことわざ意味極めて危険で安心できないこと、油断ならないことをいう。また、過ちが起きやすいこと、間違いを起こしやすい状態をいう。大好物の鰹節を猫の傍に置くことということから。同類語・同義語 猫に鰹節 鰹節を猫に預ける
「は」

走り馬にも鞭(はしりうまにもむち)

分類ことわざ意味走っている馬にもなお鞭を加えることを忘れるな、ということから、敏捷に仕事をする人にも時々油断をしないように励ましを与えることのたとえ。また、走っている馬にさらに鞭を入れることで馬は一層に速度を増して走ることから、良い状態をさ...
「た」

大事の前の小事(だいじのまえのしょうじ)

分類ことわざ意味大きな事の前にある小さな事は大事に比べるとごく小さなものであるため、大きな事を成し遂げるためには小さな事にはこだわらないで問題にしない方が良い、という意味。または、大きな事を行うには、どんな些細な事でも油断をしないで注意しな...
「さ」

歳月人を待たず(さいげつひとをまたず)

分類ことわざ意味時間は、人間の気持ちや事情とは関わりなく過ぎ去ってしまうもので、待ってはくれない、という意味。また、過ぎ去ってしまう年月を、油断したり怠惰に過ごしたりしてはいけない、という意味も。同類語・同義語 光陰人を待たず 光陰矢の如し...
「あ」

蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつみもくずれる)

分類ことわざ意味些細な油断や不注意などで細心の注意が欠ければ、大事を引き起こすものであるから、細かいことも侮らず気をつけるべきである、という意味。蟻(アリ)の作った小さな穴でも、見過ごしていると、それが原因で水がしみこんで、結果として大きな...